ロールバック後の動作
Classic Engineにロールバックした後、orgは前の状態に復元されません。Identity Engineでorgの変更を行った場合、Classic Engineに戻るときにそれらの変更の一部が保持される場合があります。他の機能はデフォルトの設定に復元されます。
保持される変更
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Okta Identity Engineで作成したユーザー・グループ・アプリケーションは、ロールバック時に保持されます。
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Okta Identity Engineでサインアップした新しいユーザーは、ロールバック時に保持されます。
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Okta Identity Engineでユーザーが構成した復旧および認証要素はロールバック時に保持されます。
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Okta Identity Engineでユーザーが行ったパスワードおよびプロファイルの変更は、Okta Classic Engineへのロールバック時に保持されます。
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Okta Identity EngineでAuthenticatorとして電話を登録した場合、Okta Classic Engineへのロールバック時にSMSと電話の両方を認証に使用できます。
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アップグレード前にOkta Classic Engineでモバイル向けOkta Device Trustまたはセルフサービス登録を無効化した場合、これらの機能はロールバック時に無効のままです。Okta Classic Engineでそれらを再度有効化した場合、設定はデフォルトに復元されます。
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アップグレード前にOkta Classic Engineでプッシュ通知とTOTPを有効にしなかった場合でも、それらは有効になります。
保持されない変更
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Okta Identity Engineで作成された新しい認証ポリシー、グローバルセッションポリシー、およびポリシー設定は、ロールバック後にOktaのデフォルト設定に復元されます。
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Okta Identity Engineで行われたパスワード復旧とMFA登録に対する変更は、ロールバック後にOktaのデフォルト設定に復元されます。
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Okta FastPassなどの新しいOkta Identity Engine機能は、ロールバック後に非アクティブ化されます。
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Sign-In Widgetは、ロールバック後にOkta Classic Engineバージョンに復元されます。
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アクティブ化および復旧メールのリンクは、ロールバック後に機能しない場合があります。
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アカウント復旧とMFAの両方で以前に構成された秘密の質問は、ロールバック後に復旧に対してのみリセットされます。
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ユーザーセッションは終了します。ロールバック後に再認証する必要があります。