Androidデバイス向けのOkta Verifyの構成

モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションを使ってOkta Verifyの構成をドメインにデプロイできます。構成は、Okta Verifyの機能を有効にします。

Okta Verifyの構成には次のキーと値を使用します。

domainName

この構成を使用して、サインインURLに事前にデータを取り込み、エンドユーザーがOkta Verifyアカウントを追加するときにこの値を入力しなくて済むようにします。たとえば、example.okta.comなどです。この構成は、Okta Verify 7.2.0以降で利用できます。

値(文字列):<org_sign-in_URL>

managementHint

この構成を使用して、デバイスが管理されていることを示す秘密鍵を指定します。たとえば、3zr7Q~vw4C16FS2bH8UfS1gJ5cL6sj~x_U9PQなどです。

OktaとMDMソフトウェアを統合する」を参照してください。

値(文字列):<secret_key>

OktaVerify.SerialNumber

管理対象デバイスでシリアルIDの収集を有効にします。

値(文字列):<serial_number>

<serial_number>は、MDMプロバイダーが提供する定義済みマクロです。詳細については、MDMプロバイダーの要件を確認してください。この値を取得できない場合、Okta Verifyは空の値を報告します。

ReportApplicationPerformance

アプリパフォーマンスレポートの収集を構成します。この構成は、Okta Verify 7.42.0以降で利用できます。

値(ブール値):

true:デフォルト。パフォーマンスレポートは収集されます。

false:パフォーマンスレポートは収集されません。この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。

ReportBugs

ユーザーがバグレポートを送信できるかどうかを構成します。この構成は、Okta Verify 7.42.0以降で利用できます。

値(ブール値):

true:デフォルト。ユーザーは、バグレポートを含むフィードバックを送信できます。

false[Send feedback(フィードバックを送信)]メニューを利用できなくなります。この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。

ReportCrashLogs

クラッシュレポートにコンソールログを含めるかどうかを構成します。この構成は、Okta Verify 7.42.0以降で利用できます。

値(ブール値):

true:デフォルト。コンソールログはクラッシュレポートに含まれます。

false:コンソールログはクラッシュレポートに含まれません。この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。

ReportDiagnostics

アプリ診断の収集を構成します。この構成は、Okta Verify 7.42.0以降で利用できます。

値(ブール値):

true:デフォルト。アプリ使用診断(非致命的エラーなど)は記録されます。

false:アプリ使用診断は無効化されます。この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。

ReportLocalFileLog

ローカルファイルのロギングとエクスポートを構成します。この構成は、Okta Verify 7.42.0以降で利用できます。

値(ブール値):

true:デフォルト。ユーザーはログをローカルに保存したり、[Send feedback(フィードバックを送信)]メニューからエクスポートしたりできます。

false:ユーザーがフィードバックを送信する際にログは含まれません。この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。