コネクターカードにオプションフィールドを追加する

コネクタービルダーの[Options(オプション)]ダイアログでコネクターカードのオプションを定義します。

[Options(オプション)]ダイアログを表示するには、フローを開始するコネクターアクションカード、またはフローを終了する[Return Outputs(出力を返す)]カードの[Add Options(オプションの追加)]をクリックします。

フィールド追加後に再度ダイアログを表示には、カードのセクションヘッダーに表示されるリンクの[Edit(編集)]をクリックします。

デフォルト値があるカードにオプションのドロップダウンフィールドを追加すると、カードはそれらの選択されたデフォルトオプションを保存します。コネクタープロジェクトをデプロイし、フローにカードを追加すると、カードはその選択に基づいて入力および出力のフィールドを表示します。

コネクタービルダーで作成したカードでは、フローへのカードの追加時にオプションフィールドは折りたたんで表示されます。オプションのドロップダウンメニューを表示して選択内容を変更するには、カードの[Options(オプション)]メニューを開く必要があります。

入力および出力フィールドを追加する方法については、「コネクターカードに入力と出力のフィールドを追加する」を参照してください。

オプションフィールド

カードのオプションフィールドは、フローの作成時にユーザーが選択する設計時入力です。フィールドに渡される値は静的です。つまり、各フロー実行でも同様です。たとえば、Custom API Actionカードでは、[Options(オプション)]セクションの1つのフィールドとしてRequest Type(リクエストタイプ)があります。エンドユーザーは、カードを初めてフローに追加する際に値を選択します。カードが実行されるたびに、指定されたリソースに対して選択したリクエストメソッドが実行されます。

カードにフィールドを追加するには、次の手順に従います。

  1. [Action(アクション)]をクリックします。

  2. コネクターアクションカードの[Add Options(オプションの追加)]をクリックします。

  3. ダイアログで[Add Field(フィールドの追加)]をクリックします。

フィールド 定義 タイプ

Group Name(グループ名)

[Options(オプション)]のグループ名は、カードのこのセクションに追加されるフィールドのセクションタイトルとしてデフォルトで表示されます。

[Options(オプション)]のグループ名を編集することはできません。

テキスト

Label(ラベル)

カードの値の上に表示されるフィールドの表示名。

ラベルには、アルファベット、数字、ハイフン、アンダースコア、スペースのみを使用できます。先行スペースや後続スペースは禁止されています。

テキスト

Field Type(フィールドタイプ)

フィールドタイプは、カードユーザーに表示されるフィールドの型を説明します。オプションのフィールドは、次のデータ型をサポートしています。

  • Text Field(テキストフィールド):任意の文字列値。

  • Dropdown(ドロップダウン):カードユーザーが選択するアイテムのリスト。

ドロップダウン

Data Type(データ型)

コネクタービルダーのフローに渡されるデータの型。

オプションで利用できるデータ型はText(テキスト)のみです。

ドロップダウン

Required(必須)

セットアップ時にフィールドが必須であるかどうかを示します。

デフォルトはTrueです。

True/False

Dropdown values(ドロップダウンの値)

  • Static Values:このオプションでは、[Display(表示)]および[Value(値)]のフィールドに手動で入力することで、カードユーザーにドロップダウンメニューを作成できます。

    [Custom API Action(カスタムAPIアクション)]カードのように表示と値のフィールドが同じ場合がありますが、異なる場合もあります。[Value(値)]は、フローに渡される値です。

  • Helper Flow:このオプションでは、ドロップダウンの値を返すフローを選択できます。サービスからリストを収集する必要があり、アカウントによってリストが異なる可能性がある場合にこのオプションを使用します。

ドロップダウン

動的ドロップダウンを取り込むヘルパーフローを追加する

アイテムのリストを取得するためにHTTP呼び出しが必要な場合に、作成者はヘルパーフローを使ってOptions(オプション)ドロップダウンの値を取り込むことができます。ドロップダウンのアイテムリストを返すフローは、次の例のようなオブジェクトを返す必要があります。

コピー
[
{
"value":"English",
"key":"en_us"
},
{
"value":"Chinese (Simplified)",
"key":"zh_CN"
},
{
"value":"Danish",
"key":"da"
}
]

動的ドロップダウンフィールドを追加する:HTTPの例」を参照してください。

関連項目

ドロップダウンオプションフィールドの静的値を追加する

動的ドロップダウンフィールドを追加する:HTTPの例

コネクターカードに入力と出力のフィールドを追加する

httpHelperフローを構築する