ユーザーにライセンスを割り当てる

Id or Username（ユーザーIDまたはユーザー名）

Azure Active DirectoryユーザーのユーザーIDまたはユーザー名。これはユーザーのユーザープリンシパル名（UPN）です。UPNは、ユーザー名とドメインを@区切り文字で組み合わせたものです。ユーザーのメールアドレスが考えられますが、常にそうとは限りません。

たとえば、john.doe@somedomain.comとなります。

テキスト

SKU Id（SKU ID）

SKUまたはライセンスの一意の識別子。「Get Licenses（ライセンスの取得）」アクションを使用して、Azure Active Directoryインスタンスで利用できるライセンスを取得できます。

テキスト

About Me（ユーザー情報）

ユーザーが自分自身について記述するためのフィールド。

Account Enabled（有効なアカウント）

アカウントが有効な場合はtrue。それ以外の場合はfalse。

Age Group (年齢グループ)

ユーザーの年齢グループ。

使用できる値は、null、minor、notAdult、adultです。

Assigned Licenses（割り当て済みライセンス）

ユーザーに割り当てられているライセンス。

Assigned Plans（割り当て済みプラン）

ユーザーに割り当てられているプラン。

Birthday（誕生日）

ユーザーの生年月日。タイムスタンプタイプはISO 8601形式を使用した日付と時刻の情報を表し、常にUTC時間です。

たとえばUTCの2014年1月1日午前零時は2014-01-01T00:00:00Zです。

Business Phones（ビジネス用電話）

ユーザーの電話番号。

City（市町村）

ユーザーの所在地の市。

Company Name（会社名）

ユーザーが関連付けられている会社名。

Consent Provided For Minor（未成年者への同意の提供）

未成年者に対する同意が得られているかどうか。

許容値：null、granted（付与）、denied（拒否）、notRequired（同意不要）。

Country（国）

ユーザーの所在地の国または地域。たとえば、USまたはUKなど。

Created Date Time（作成日時）

ユーザーオブジェクトの作成日。

Department（部門）

ユーザーが勤務する部門の名前。

Display Name（表示名）

ユーザーの住所録に表示される名前。これは通常、ユーザーの名、ミドルネームのイニシャル、姓を組み合わせたものです。最大文字数は256文字です。

これは通常、ユーザーの名、ミドルネームのイニシャル、姓を組み合わせたものです。

Employee Id（従業員ID）

Organizationによってユーザーに割り当てられている従業員識別子。

Fax Number（Fax番号）

ユーザーのFAX番号。

Given Name（名）

ユーザーの名 (ファーストネーム)。

Hire Date（雇用日）

ユーザーの雇用日。タイムスタンプタイプはISO 8601形式を使用した日付と時刻の情報を表し、常にUTC時間です。

たとえばUTCの2014年1月1日午前零時は2014-01-01T00:00:00Zのようになります。

Id（ID）

ユーザーの一意識別子。

Im Addresses（IMアドレス）

ユーザーのインスタントメッセージVoIP（ボイスオーバーIP）の、SIP（セッションイニシエーションプロトコル）アドレス。

Interests（関心事）

ユーザーの関心事のリスト。

Is Resource Account（リソースアカウント）

ユーザーがリソースアカウントである場合はtrue。それ以外の場合はfalse。null値はfalseとみなされます。

Job Title（役職名）

ユーザーの役職名。

Legal Age Group Classification（法的年齢グループ分類）

ユーザーの法的年齢グループを判別するためにエンタープライズアプリケーションによって使用されます。

このプロパティーは読み取り専用で、ageGroupおよびconsentProvidedForMinorプロパティーに基づき計算されます。

許容値：null、minorWithOutParentalConsent（親の同意なしの未成年者）、minorWithParentalConsent（親の同意ありの未成年者）、minorNoParentalConsentRequired（親の同意が不要な未成年者）、notAdult（未成年）、adult（成人）。

License Assignment States（ライセンス割り当て状態）

このユーザーのライセンス割り当ての状態。

Mail（メール）

ユーザーのSMTPアドレス。

たとえば、jeff@contoso.onmicrosoft.comなど。

Mail Nickname（メールニックネーム）

ユーザーのメールエイリアス。

Mobile Phone（携帯電話）

ユーザーのプライマリー携帯電話番号。

My Site（マイサイト）

ユーザーの個人サイトのURL。

Office Location（オフィス所在地）

ユーザーの勤務先のオフィス所在地。

On Premises Distinguished Name（オンプレミス識別名）

オンプレミスActive Directory distinguished nameつまりDNが含まれます。このプロパティの値は、Azure Active Directory Connectを使ってオンプレミスのディレクトリをAzure Active Directoryに同期している顧客に対してのみ入力されます。

On Premises Domain Name（オンプレミスドメイン名）

オンプレミスのディレクトリから同期されるオンプレミスdomainFQDN（dnsDomainNameと呼ばれることもあります）を含みます。

このプロパティの値は、Azure Active Directory Connectを使ってオンプレミスのディレクトリをAzure Active Directoryに同期している顧客に対してのみ入力されます。

On Premises Extension Attributes（オンプレミス拡張属性）

ユーザーのextensionAttributes 1～15が含まれます。個別の拡張属性は、選択することもフィルタリングすることもできません。

onPremisesSyncEnabledユーザーの場合、このプロパティのセットはオンプレミスから供給され、読み取り専用です。

クラウド専用ユーザー（onPremisesSyncEnabledがfalse）の場合、これらのプロパティーは作成または更新の際に設定される場合があります。

On Premises Immutable Id（オンプレミス不変ID）

このプロパティは、オンプレミスActive DirectoryユーザーアカウントをAzure Active Directoryユーザーオブジェクトに関連付けるために使用されます。

ユーザーのuserPrincipalName（UPN）プロパティに対してフェデレーションドメインを使用する場合、Graphのユーザーアカウントを作成する際にこのプロパティを指定する必要があります。

On Premises Last Sync Date Time（オンプレミス最終同期日時）

オブジェクトがオンプレミスディレクトリと最後に同期した時間。たとえば、2013-02-16T03:04:54Zなど。

タイムスタンプタイプはISO 8601形式を使用した日付と時刻の情報を表し、常にUTC時間です。

たとえばUTCの2014年1月1日午前零時は2014-01-01T00:00:00Zのようになります。

On Premises Provisioning Errors（オンプレミスプロビジョニングエラー）

プロビジョニング中にMicrosoft同期製品を使用した際のエラー。

On Premises Sam Account Name（オンプレミスSAMアカウント名）

オンプレミスディレクトリから同期される、オンプレミスのsamAccountNameが含まれます。

このプロパティの値は、Azure Active Directory Connectを使ってオンプレミスのディレクトリをAzure Active Directoryに同期している顧客に対してのみ入力されます。

On Premises Security Identifier（オンプレミスセキュリティ識別子）

オンプレミスからクラウドに同期されたユーザーのオンプレミスセキュリティ識別子（SID）を含みます。

On Premises Sync Enabled（オンプレミス同期が有効）

• このオブジェクトがオンプレミスディレクトリから同期される場合はtrue。

• このオブジェクトが当初はオンプレミスディレクトリから同期されていたが、現在は同期されていない場合はfalse。

• このオブジェクトが一度もオンプレミスディレクトリから同期されえていない場合はnull（デフォルト）。

On Premises User Principal Name（オンプレミスユーザープリンシパル名）

オンプレミスのディレクトリから同期されるオンプレミスのuserPrincipalNameを含みます。

このプロパティの値は、Azure Active Directory Connectを使ってオンプレミスのディレクトリをAzure Active Directoryに同期している顧客に対してのみ入力されます。

Other Mails（その他のメール）

ユーザーのその他のメールアドレスのリスト。

Password Policies（パスワードポリシー）

ユーザーのパスワードポリシーを指定します。

この値は列挙であり、考えられる値の1つは「DisableStrongPassword」です。これ場合、デフォルトポリシーよりも弱いパスワードを指定できます。「DisablePasswordExpiration」を指定することもできます。この2つは両方を指定できます。たとえば、「DisablePasswordExpiration, DisableStrongPassword」となります。

Password Profile（パスワードプロファイル）

ユーザーのパスワードプロファイル。プロファイルはユーザーのパスワードを含みます。

このプロパティはユーザーの作成時に必要です。プロファイル内のパスワードは、passwordPoliciesプロパティで指定される最小要件を満たす必要があります。デフォルトでは、強力なパスワードが必要です。

Past Projects（過去のプロジェクト）

ユーザーの過去のプロジェクトを列挙するリスト。

Postal Code（郵便番号）

ユーザーの郵便物送付先住所の郵便番号。郵便番号はユーザーの国または地域に固有です。

たとえば、米国の場合、この属性はZIPコードを含みます。

Preferred Data Location（優先データロケーション）

ユーザーの優先されるデータの場所。

Preferred Language（優先言語）

ユーザーの優先言語。ISO 639-1コードに従います。

たとえば、en-USなど。

Preferred Name（優先名）

ユーザーの優先名。

Provisioned Plans（プロビジョニングプラン）

ユーザー用にプロビジョニングされるプラン。

Proxy Address（プロキシ―アドレス）

ユーザープロキシ―アドレスのリスト。

たとえば、["SMTP: bob@contoso.com", "smtp: bob@sales.contoso.com"]など。

Responsibilities（責務）

ユーザーの責務を列挙するリスト。

Schools（学校）

ユーザーの通学した学校を列挙するリスト。

Show In Address List（アドレスリストの表示）

Outlookグローバルアドレスリストにこのユーザーが含まれる場合はtrue、それ以外の場合はfalse。

設定しない場合はtrueとして扱われます。招待マネージャーを通じて招待されたユーザーの場合、このプロパティはfalseに設定されます。

Skills（スキル）

ユーザーのスキルを列挙するリスト。

Sign In Sessions Valid From Date Time（有効なサインインセッション開始日時）

この時刻よりも前に発行されたすべてのリフレッシュトークンまたはセッショントークン（セッションクッキー）は無効です。無効なリフレッシュまたはセッショントークンを使用して（Microsoft GraphなどのAPIにアクセスするための）代理アクセストークンを取得しようとするアプリケーションには、エラーが返されます。これが発生する場合、アプリケーションは認可エンドポイントへのリクエストを発行することで、新規リフレッシュトークンを取得する必要があります。

State（州、都道府県）

ユーザーの住所の州または都道府県。

Street Address（番地）

ユーザーの勤務先住所の番地。

Surname（姓）

ユーザーの姓 (ファミリーネーム、つまり名字)。

Usage Location（使用場所）

2文字の国コード（ISO標準3166）。国におけるサービスの可用性を検査する法的な要件により、ユーザー割り当てライセンスに必要です。

たとえば、US、JP、およびGBなどがあります。

User Principal Name（ユーザープリンシパル名）

ユーザーのユーザープリンシパル名（UPN。ユーザー名としても知られています）。UPNは、インターネット標準RFC 822に基づく、ユーザーのインターネット様式のログイン名です。

慣例により、これはユーザーのメール名にマッピングされます。一般的な形式はalias@domainで、ドメインはテナントの検証済みドメインの集合に存在する必要があります。