承認
Office 365 Mailカードを初めてフローに追加すると、接続を設定するように求められます。これにより、Office 365 Mailアカウントへの接続、アカウント情報の保存、および将来のOffice 365 Mailフローでの接続の再利用を行うことができます。

このコネクタで認証を行うにはOffice 365管理者である必要があります。
新規接続の作成後、または既存接続の再認証後、すべての404エラーは接続で対応されず、フロー内で処理する必要があります。

複数の接続を作成し、[Connections (接続)] ページから管理できます。
Office 365 Mailアカウントを承認し、Workflowsで使用するアカウントを作成するため必要なプロパティーを与えるには:
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Azure Active Directoryコンソールに移動します。
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[Enterprise applications (エンタープライズアプリケーション)] > [Consent and permissions (同意と権限)] > [User consent settings (ユーザーの同意設定)] をクリックします
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[Allow user consent to apps (ユーザーによるアプリへの同意を許可する)] を選択します。
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[Allow group owner consent for all group owners (グループ所有者にグループのすべての所有者を代表した同意を許可する)] を選択します。
新しい接続を作成するには:
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[New Connection (新規接続)]をクリックします。
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[Connection Nickname (接続ニックネーム)]を入力します。これは、チームで共有するために複数のOffice 365 Mail接続の作成を計画している場合に便利です。
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[Create (作成)]をクリックします。
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接続を承認するOffice 365 Mailアカウントにログインします。
Workflowsヘッダープロパティ
デフォルトでは、WorkflowsがAPIに送信するすべてのメッセージには以下の3つのヘッダープロパティが含まれます。
- User-Agent:
azuqua
- Content-Type:
application/json
- Content-Length: <length>

このプロパティは、APIエンドポイントの特定の要件に合わせてコネクタによって変更される場合があります。

値の計算はメッセージの送信前に行われます。
一部のAPIでは、利用するクラウドアプリケーションのアカウント構成またはセキュリティ設定がUser-Agentプロパティazuqua
を受け入れるようにする必要があります。

一部の環境では、個別のユーザーアカウントがアプリケーションのアクセスに合意することは許可されません。このような環境では、管理者が必要な権限を持つアカウントを作成し、Workflowsへの接続も作成してから、そのアカウントに関連付けられている管理者が接続を承認することで、Office 365 MailのWorkflowsアプリでの使用を承認します。接続の承認後に、管理者は接続を削除し、ブラウザーのセッションを閉じて、認証トークンを削除します。管理者でないOffice 365アカウントを使用して、新しい接続を作成します。Workflowsアプリはすでに管理者により承認済みなので、この新しい接続を使用してOffice 365 Mailへの承認を行えます。
サポートされているスコープ
- Mail.ReadWrite
- Mail.Send
- Mail.Send.Shared
- Mail.ReadWrite.Shared
- offline_access