フローの実行履歴

Okta Workflows内の操作を成功させるには、データの保存と確認が重要になります。フロー実行のレコードを保存することで、貴重なインサイトを得ることができます。

  • シームレスな操作のためには、新規および既存のフローのエラー状態を特定して診断します。

  • 実行されたフローを追跡および分析して、潜在的なボトルネックと最適化が必要な領域を浮かび上がらせます。

  • フローの監査を促進し、内部ポリシーと外部規制に対するコンプライアンスを維持します。

フローの実行履歴を理解する

各フロー実行の履歴は、2つのコンポーネントから構成されます。

  1. フローの入出力(IO)データ:各フロー内の個々のカードには、構成可能な設定と入出力値が含まれます。実行履歴へのフローデータの保存を選択することで、Oktaは実行中に各カードを通過する特定のデータを記録できます。フローの実行後、フロー内のすべてのカードの値をレビューおよび分析できます。

  2. フローのメタデータ:Oktaは各実行イベントに関連付けられているメタデータを記録します。これには、フローのタイプ、実行のタイムスタンプ、実行の最終的なステータスなどの重要な情報が膨れます。

記録されたデータへのアクセス

記録されたデータは、フローの[実行履歴]ページに表示されます。適切な権限を持つユーザーであれば、誰もが最大30日間にわたってこれらの詳細を表示できます。

次のステップ:実行履歴の管理