Text to Date
テキストの内容から、指定された書式に従って日付と時刻を作成します。

ほとんどの標準的な形式については、この関数は必要ありません。任意の標準的な日付と時刻のテキストを日付入力に渡せば、自動的に変換されます。この関数は標準でない、または不明瞭な形式、たとえば値2/1
が1-Feb
と2-Jan
のどちらにも読み取れるような場合に使用します。
入力
フィールド | 定義 | タイプ | 必須 |
---|---|---|---|
start | 日付と時刻の値に変換するテキスト。 | 文字列 | TRUE |
format | startフィールドの入力値のデータ書式コード。 | 文字列 | FALSE |
出力
フィールド | 定義 | タイプ |
---|---|---|
output | 指定された書式コードに基づき、start入力値に対応するデータオブジェクト。 | 日付&時刻 |
書式コード
入力の日付と時刻の書式は、次に示すコードの組み合わせと、スラッシュやカンマなどの固定文字を組み合わせて指定します。
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Dは日付(1か月の中の)です。DDを指定すると、常に2桁で表記します。
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Mは月です。 MMを指定すると、常に2桁で表記します。
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MMMを指定すると、月の3文字の略称が表記されます。 MMMMを指定すると完全な月の名前が使用されます。
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Yは4桁の年です。YYを指定すると2桁で表現します。
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hは時間(1~12)で、hhを指定すると常に2桁で表記します。
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Hは時間(0~23)で、HHを指定すると常に2桁で表記します。
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mmは分です。
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ssは秒です(「ss.SSS」のようにSを追加するとミリ秒も含まれます)。
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aは「am」または「pm」を表記します。Aは「AM」または「PM」の表記になります。
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Zはタイムゾーンをオフセット形式で表記します(例:「-07:00」)。
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dは曜日(1=月曜日)、dddは曜日の略称(例:「Mon」)、ddddは曜日の完全な名前(例:「Monday」)を表記します。
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x を指定すると、1970年1月1日、GMTの真夜中から数えた「unixのミリ秒単位」形式のタイムスタンプが生成されます。
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Xを指定すると、1970年1月1日、GMTの真夜中から数えた「unixの秒単位」形式のタイムスタンプが生成されます。この形式は「epoch」または「unixタイムスタンプ」とも呼ばれます。
例
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startが「
1/2/2016
」で、formatが「D/M/Y
」なら、outputは「2016-02-01T00:00:00.000Z
」です。 -
startが「
1/2/16
」で、formatが「M/D/YY
」なら、outputは「2016-01-02T00:00:00.000Z
」です。 -
startが
1493053116
で、 formatがX
なら、 outputは「2017-04-24T16:58:36.000Z
」です。
RFC2822形式を使用しているTwilioコネクタから日付を変換する場合、 formatを「ddd, DD MMM YYYY HH:mm:ss Z
」に設定します。たとえば、これによってTwilio日付の「Wed, 30 Nov 2016 03:17:37 +0000
」は日付形式「2016-11-30T03:17:37.000Z
」に変換されます。