For Each
リストを処理し、アイテムごとにヘルパーフローを呼び出します。
For Each関数カードは出力値を返しません。リスト内の各アイテムに対してアクションを実行したいが、情報は必要がない場合は、このカードをフローに追加します。
ヘルパーフローを使用する
この関数を使用するには、各アイテムの処理に使用するヘルパーフローを最初に構築する必要があります。「ヘルパーフロー」を参照してください。ヘルパーフローは、リスト内の項目が変更されるたびに呼び出されます。また、フローのイベントカードでフローの入力値を定義する必要があります。通常は、リストのアイテムに1つの入力を含めます。たとえば、リストにテキスト値が含まれる場合は、入力の1つをテキストタイプにする必要があります。他の入力を含めることもできます。
リスト内での現在のアイテムの位置を知るには、Helper Flow(ヘルパーフロー)カードの[Index(インデックス)]フィールドを使用します。
For Each関数カードを更新する
For Eachカードで、使用するリストを[list(リスト)]フィールドに追加してから、今構築したフローを選択します。入力が自動的に設定されるため、その入力にデータをマップできます。
入力がリストの各アイテムを受け付けるようマップするには、そのフィールドをクリックし、ドロップダウンからアイテムを選択します。リストがオブジェクトのスキーマを表示できるオブジェクトのリストである場合は、ヘルパーフローがそれらを入力として受け入れるように選択します。
フローの以前のカードから出力をドラッグすることもできます。この場合、このリストの各アイテムについて同じ値が使用されます。
入力
フィールド | 定義 | タイプ | 必須 |
---|---|---|---|
このリスト内の各アイテム | |||
list | フローで処理される値のリスト。 | オブジェクト | 正 |
Run this Flow | |||
ヘルパーフロー | リスト内のアイテムごとに1回呼び出されるヘルパーフローを指定します。 | フロー | TRUE |
以下の値を使用 | |||
各種 | ヘルパーフローにより定義される入力フィールド。これらのフィールドは、ヘルパーフローが[Choose Flow(フローを選択)]ダイアログから選択された時に動的に生成されます。 | 各種 | FALSE |
concurrency | リストのアイテムを並列に処理する数。実行が順に行われることが重要な場合は、1を入力します。そうでない場合は、5や10など大きな数値を入力すると、フローが速く完了します。 | 数値 | 誤 |