Formula

Formulaカードにフィールドをドラッグアンドプロップすることで演算子、関数、数値を入力すると、それらを組み合わせた数式が構築されます。Numberタイプの数値フィールドは、数式の中で数値を置ける場所なら、どこにでも配置できます。実行時にフィールドの値を使用して数式が評価され、単一のoutput(出力)数値が生成されます。

次の演算子を使用できます。

  • + 加算

  • - 減算(または負)

  • * 乗算

  • / 除算

  • ^ 累乗、例:10^2は100を返します

  • % 余り、例:12%5は2を返します

  • ! 階乗、例:3!は6を返します

  • #を使用して、式にコメントを追加できます(#の後に入力された部分はすべて、式の評価時に無視されます)

parenthesis(括弧)を使用して演算をグループ化すると、その部分が先に計算されます。

また、次に示す標準の数値関数を使用できます(括弧の中に引数を入れます)。

  • abs:絶対値、例:abs(-10)は10を返します

  • ceil:最も近い整数に切り上げます

  • floor:最も近い整数に切り捨てます

  • min:カンマ区切りの数値のリストに含まれる最小値

  • max:カンマ区切りの数値のリストに含まれる最大値

  • round:最も近い整数に丸めます

  • random:0から与えられた数値までの間の乱数。括弧の中が空の場合は0から1までの間の乱数。例:random(10)またはrandom()

  • exp():指定された数値によるeのべき乗

  • log:基数をeとする、値の対数

  • log10:基数を10とする、値の対数

  • pow:最初のパラメーターを、2番目のパラメーターだけべき乗した結果。例:pow(2,3) = 8

  • sqrt:値の平方根

  • pi:piの値(括弧なしで使用します)

  • sin:指定された角度(ラジアン)のサイン

  • cos:指定された角度(ラジアン)のコサイン

  • tan:指定された角度(ラジアン)のタンジェント

  • asin:-1から1までの値のアークサイン

  • acos:-1から1までの値のアークコサイン

  • atan:-1から1までの値のアークタンジェント

  • sinh:-1から1までの値の双曲サイン

  • cosh:-1から1までの値の双曲コサイン

  • tanh:-1から1までの値の双曲タンジェント

次に示すように、複数の演算を組み合わせることもできます。

(pi*(max(10,11,12)^2))+round(random(5))

また、数値フィールド(以前のカードで得られた出力を、計算の途中にドロップする)は、どの数値の代わりにも使用できます。

binary arithmetic(バイナリ演算)には、&(ビット単位AND)、~ (ビット単位NOT)、| (ビット単位OR)、^| (ビット単位XOR)、<< (左シフト)、>> (右シフト) を使用します。

入力

この関数には1つの大きな入力領域があり、入力された数値、演算子、数値関数と、ドラッグアンドドロップされた数値フィールドの組み合わせを受け付けます。

出力

実行時にフィールドの値を使用して式を評価した結果の数値。

関連項目

関数

Workflows要素