フォルダーとサブフォルダー
Okta Workflowsコンソールの[Flows(フロー)]ページでは、フローとテーブルの編成にフォルダーとネストされたサブフォルダーが使用されます。
フォルダーとサブフォルダーの構造により、各種プロジェクトをわかりやすく区別できます。関連するフローとテーブルの関係が視覚化されているほうが、フォルダーとその内容を素早く参照できます。
フォルダーとサブフォルダーはアルファベット順に並べ替えられます。最上位フォルダーとサブフォルダーは、共通の基本属性と機能を持ちます。
フォルダータスク
フォルダーとサブフォルダーの作成、名前の変更、インポート、エクスポート、削除は、Okta Workflowsコンソールの[Flows(フロー)]ページで実行できます。
最上位フォルダーを作成する
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ナビゲーションサイドバーで[Add folder(フォルダーを追加)]()をクリックします。
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フォルダーの名前と説明(任意)を入力します。
フォルダーおよびサブフォルダーの命名では、ニーズに即した規則を確立してください。最上位フォルダーにはプロジェクトレベルのコンセプトを表す名前を付け、サブフォルダーにはより詳細な、タスクに特化した名前を付けます。読みやすさのために、フォルダー名は常に大文字で表記します。
サブフォルダーを作成する
作成できるサブフォルダーの数に制限はありませんが、フォルダーの最大深さは(最上位フォルダーを含めて)5レベルです。
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フォルダーを作成したら、または開いたら、[Actions(アクション)]ドロップダウンメニューをクリックして[Create subfolder(サブフォルダーを作成)]を選択します。
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フォルダーの名前と、オプションの説明を入力します。
ナビゲーションサイドバー内のフォルダーの [Add subfolder(サブフォルダーを追加)]をクリックしてサブフォルダーを作成することもできます。
フォルダー名を変更する
将来、フォルダーの構造や命名規則が変更されるときは、フォルダー名を変更できます。
また、フォルダーの説明を追加または編集することもできます。テスト結果、デプロイステータス、フォルダー内のフローとテーブルに関するその他の情報などの詳細を記載します。
フォルダーを別のフォルダーに移動する
[Flows(フロー)]ページでは、組織のニーズに応じて[フォルダー]ナビゲーションパネル内でフォルダーとサブフォルダーを移動できます。
フォルダー内のすべてのフローとテーブル、およびフォルダーに含まれるすべてのサブフォルダーは、フォルダーの新しい場所で維持されます。
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移動するフォルダーをクリックしてドラッグし、既存のフォルダーの上まで移動します。
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ドロップすると、移動したフォルダーはサブフォルダーとして追加されます。
閉じているターゲットフォルダーの上にドラッグしたままホールドすると、ターゲットフォルダーは自動的に1レベル展開されます。内部のネストされたフォルダーにフォルダーをドロップすることも、ホールド操作を繰り返して閉じている別のサブフォルダー内で続行することもできます。
フォルダーとそのサブフォルダーの合計深さは、最大深さの5レベルを超えられません。この制限には、移動しているフォルダー内のサブフォルダーも含まれます。
フォルダーを移動すると、通知と変更取り消しのオプションが表示されます。
サブフォルダーを上位レベルに移動する
サブフォルダーをクリックしてドラッグし、最上位を含む上位レベルのフォルダーに移動することもできます。
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サブフォルダーを上位レベルに移動するには、サブフォルダーをクリックし、新しいレベルまでドラッグしてドロップします。
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サブフォルダーを最上位レベルに移動するには、サブフォルダーを既存のフォルダーの外部の空白領域までドラッグします。
フォルダーの移動先が最上位レベルであることを示すために、[フォルダー]ナビゲーションパネル全体が強調表示されます。フォルダーをドロップすると、移動は完了します。
フォルダーをインポートする
インポート/エクスポートアクションを利用することで、フロー、テーブル、サブフォルダーを新しいOkta orgに移動できます。また、これらのアクションを利用して、同一org内でフォルダーを複製することもできます。
インポートしたフローは、新規フローとして表示されます。これにはアプリケーション接続が保存されていないため、すべてのアプリケーションを接続し直す必要があります。
テーブルでは、エクスポートアクションによって元のテーブルデータは一切失われます。インポートアクションでは、エクスポートファイルにリストされるテーブルスキーマに従ってすべてのテーブルが再作成されますが、テーブルは最初は空です。1フォルダー内に100テーブルという制限は維持されます。
インポートしたフローが、エクスポートに含まれないフロー(たとえば、リストの処理のために呼び出されるヘルパーフロー)を参照する場合、インポートを完了するには代わりのフローを指定する必要があります。
Okta Workflows.folderファイルをインポートするには、次の手順を実行します。
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Workflowsコンソールでフローのインポート先となるフォルダーを選択します。
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[Actions(アクション)]ドロップダウンメニューの[Import(インポート)]をクリックします。
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ファイルをドラッグしてダイアログにドロップします。ローカルファイルシステムでファイルを参照する場合はリンクをクリックします。
インポートアクションが最大5レベルのフォルダー深さを超えない限り、コンテンツは現在のフォルダーにインポートされます。このシナリオでは、コンテンツを最上位フォルダーとしてインポートするオプションも利用できます。
インポート時に、任意のサブフォルダー(および、そのフローとテーブル)のエクスポート元の場所は維持されます。
「フローのエクスポートとインポート」を参照してください。
フォルダーをエクスポートする
ネストされたすべてのサブフォルダーを含め、フォルダー全体をエクスポートするには、次の手順を実行します。
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Workflowsコンソールでエクスポートするフォルダーを選択します。
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フォルダーの[Actions(アクション)]ドロップダウンメニューの[Export(エクスポート)]を選択します。
[Export folder(フォルダーのエクスポート)]ダイアログでは、ネストされたすべてのサブフォルダーのコンテンツを含む現在のフォルダーツリーをエクスポートするか、現在のフォルダーのコンテンツのみをエクスポートするかを選択できます。
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[Download(ダウンロード)]をクリックすると、エクスポートされた.folderファイルがローカルファイルシステムに保存されます。このファイルには、エクスポートされたすべてのフロー、テーブル、サブフォルダーが含まれます。
接続アカウントの情報とテーブルデータは、エクスポート関数によって削除されます。インポートしたフローを使用するには、アプリケーション接続を作成する、または割り当てる必要があります。ただし同じフローやテーブルを元のOkta orgにインポートする場合は、フロー内のカードとの既存の接続を再適用できます。
エクスポート関数は、フローが参照するオブジェクト間のリンクを維持します。たとえば、1つのフローがヘルパーフローを呼び出してリストを処理する場合、親フローとヘルパーフローの間のリンクは維持されます。
フォルダーの一部ではない参照オブジェクトが含まれているフォルダーをエクスポートする場合、ダイアログは参照先がないフローについて警告します。このフォルダーをインポートするときは、フローの参照先オブジェクトの再作成が求められます。
また、関数カードを使用すれば、1つ以上のフローが含まれるフォルダーをJSONオブジェクトとしてエクスポートできます。「フローのエクスポート」を参照してください。