コネクタービルダーのプレビュー

ダイアログでコネクターの認証構成設定、オプション、入力、出力を追加すると、[Preview(プレビュー)]ウィンドウには、コネクター(認証の場合)またはアクションカード自体の接続の作成に必要なフィールドが表示されます。この機能を利用することで、コネクターの[New Connection(新規接続)]ダイアログまたはアクションカードを事前のデプロイメントなしでプレビューできます。

認証のプレビュー

基本認証では、[Preview]セクションに[Connection Nickname(接続ニックネーム)][Username(ユーザー名)][Password(パスワード)]のフィールドが表示されます。

OAuth認証とカスタム認証では、[Connection Nickname(接続ニックネーム)]フィールドのみが表示されます。

[Parameters(パラメーター)]または[Config Values(構成値)]セクションにフィールドを追加すると、フィールドラベルとテキストボックスが自動的に[Preview(プレビュー)]セクションに表示されます。

構成値を使って認証または入力フィールドの動的な値を追加するときは、これらは[Preview(プレビュー)]セクションには表示されません。

[Config Values(構成値)]セクションのフィールドを生成するためにヘルパーフローを呼び出すときは、[Dynamically generated(動的生成)]という静的なラベルが[Preview(プレビュー)]セクションに表示されます。フィールド自体は表示されません。[Config Values(構成値)]のフィールド向けの[Visible(表示)]ラベルをオフにすると、これは[Preview(プレビュー)]セクションに表示されなくなります。同様に、[Parameters(パラメーター)]または[Config Values(構成値)]セクションでフィールドを削除すると、これらのフィールドはプレビューからも削除されます。

[Preview(プレビュー)]のすべてのフィールドが編集可能なわけではありません。

オプション、入力、出力フィールドのプレビュー

[Options(オプション)][Inputs(入力)]、または[Outputs(出力)]ダイアログにフィールドを追加すると、フィールドラベルとテキストボックスが自動的に[Preview(プレビュー)]セクションに表示されます。文字列値を入力するまでは、フィールドのラベルは空白です。

フィールドのタイプをDropdown(ドロップダウン)に変更すると、[Preview(プレビュー)]セクションには変更が示され、「Choose an option...(オプションを選択します)」というデフォルト文字列が追加されます。

オプションまたは入力フィールドの[Required(必須)]トグルをオンにすると、[Preview(プレビュー)]セクションのフィールドに赤いアスタリスクが表示されます。

動的な入力を追加すると、[Preview(プレビュー)]セクションではグループ名[Dynamic Fields(動的フィールド)]の下にデータ型がテキストのフィールドが1つ表示されます。

カードのフィールド数が多いためにカードにスクロールバーが必要になる場合、[Preview(プレビュー)]セクションにもスクロールバーが表示されます。

[Preview(プレビュー)]セクションには、静的/動的なドロップダウンフィールドは表示されません。

フィールドが別のフィールドに依存する場合、これは[Preview(プレビュー)]セクションには無効として表示されます。

[Preview(プレビュー)]のすべてのフィールドが編集可能なわけではありません。

プレビュー用のフィールド名の確認

禁止されている文字がフィールド名に使用されないように検証ルールが設けられていますが(「コネクタービルダーデプロイメント検証エラー」を参照)、入力した値は[Preview(プレビュー)]セクションに表示されます。ただし、フィールド名の値が原因で検証エラーが生じる限り、更新内容を保存できません。たとえば、入力フィールドのラベルとしてDomain$([Authentication(認証)]ダイアログで入力)やInput*_$を入力すると、文字列は表示されますが、変更するまで設定を保存できません。

関連項目

コネクター設定の作成と編集

基本認証の構築

OAuth 2.0を使った認証の構築

カスタム認証の構築