承認
Jira Service Managementカードを初めてフローに追加すると、接続の構成が求められます。
この接続により、Jira Service Managementアカウントへの接続、アカウント情報の保存、新規フローでの接続の再利用が可能になります。
一意の接続を複数作成し、Okta Workflowsコンソールの[接続]ページで管理できます。
Jira Service Management環境の構成
権限の確認
Jira Service Managementコネクターのイベントカードを使用するには、Administer Jira(Jiraの管理)グローバル権限を持つアカウントからAPIトークンを作成する必要があります。定義を理解するには、「グローバル権限を管理する」を参照してください。
この権限はグループレベルで適用されるため、ユーザーアカウントが属するグループを事前に把握しておく必要があります。次の手順を完了します。
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管理権限を持つユーザーとしてJiraアカウントにサインインします。
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Jira Service Managementダッシュボードに切り替えます。
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歯車アイコンをクリックし、[System(システム)]を選択します。
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[Global Permissions(グローバル権限)]をクリックします。
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[Administer Jira(Jiraの管理)]権限セクションの下の[Configure permissions in user management(ユーザー管理で権限を構成)]をクリックします。
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[Product access(製品アクセス)]の下で、[Jira Service Management(Jiraソフトウェアの管理)]にグループを追加します。これにより、このグループのすべてのユーザーにJira Service Managementへのアクセス権が付与されます。
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[Administration access(管理アクセス)]の下で、[Jira Administration(Jiraの管理)]にグループを追加します。これにより、このグループのすべてのユーザーにAdminister(管理)権限が付与されます。
2024年1月2日以降、各JiraインスタンスのアクティブJira管理者Webhookの数は最大100に制限されます。
APIトークンの作成
Jira Service Managementコネクターのイベント/アクションカードを使ってフローを作成するには、Atlassianアカウントの有効なAPIトークンが必要です。AIトークンの作成方法については、「AtlassianアカウントのAPIトークンの管理」を参照してください。
Okta Workflows内の接続の構成
イベントまたはアクションカードから接続を作成する手順は次のとおりです。
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[New Connection(新規接続)]をクリックします。
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[Connection Nickname(接続ニックネーム)]を入力します。複数のJiraアカウントを承認できるようにこのニックネームを一意にします。
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Jira Service Managementインスタンスが配置されている[Domain(ドメイン)]を選択します。デフォルト値はatlassian.netです。
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Jira Service Managementインスタンスの[Subdomain(サブドメイン)]を入力します。たとえば、Jiraドメインがyour-company.atlassian.netであれば、「your-company」を入力します。
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[Username(ユーザー名)]と[Jira API Token(APIトークン)]を入力します。
Jira Service ManagementインスタンスのAPIトークンを作成して管理するには、「AtlassianアカウントのAPIトークンの管理」を参照してください。
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[Create(作成)]をクリックして構成を保存します。
APIトークンを取り消すか削除した場合、新規トークンを生成し、新規トークンを使用するようにすべての接続を更新する必要があります。[Connections(接続)]ページを参照してください。
古いまたは不正なパスワードまたはトークンを使った呼び出しが4回実行されると、Jiraは自動的にユーザーをAPIからロックアウトします。アクティブなフローが古いトークンの使用を試みた場合、すべてのAPI呼び出しは失敗します(正しい資格情報を使用するものを含む)。APIアクセスを回復するには、パスワードを変更する必要があります。