Custom API Action

Custom API Actionを使用して、Okta APIに対する認証済みのリクエストを発行します。

Okta APIの直接的な操作の詳細については、「Okta APIリファレンス」を参照してください。

オプション

フィールド 定義 タイプ 必須

Request Type(リクエストタイプ)

カスタムAPI呼び出しでサポートされるHTTPリクエストメソッド、つまりHTTP動詞は次のとおりです(「HTTPリクエストメソッド」を参照)。

  • GET:パラメーターに基づいてWebサーバーからデータを取得します。このメソッドは指定されたリソースの表現を要求します。リクエストが成功した場合、要求したコンテンツとともに200 (OK)レスポンスメッセージが返されます。

  • GET(Streaming)GET HTTPメソッドおよび関連する[Streaming(ストリーミング)]入力フィールドのパラメーターに基づいて、Webサーバーからデータをストリーミングします。

    指定した[Relative URL(相対URL)]がページ分けに対応していない場合、カードは通常のGETリクエストを実行し、ヘルパーフローに対して1つのレコードのみを送信します。[Records Streamed(ストリーミングされたレコード)]の値は([Record Limit(レコード制限)]の値に関係なく)1に設定され、ストリーミングプロセスは終了します。

    ページ分けに使用するlimitパラメーターを[Query(クエリ)]フィールドへの入力として指定できます。有効な範囲は0200です。値を指定しない場合、デフォルトの制限として200が使用されます。ほとんどの場合は制限を手動で構成する必要はありません。ただし、エンドポイントから返される各ペイロードが1MBに近い場合、200未満の制限を指定すると、フローのメモリ制限を超えるのを防止する上で役立ちます。

  • POST:パラメーターに基づいてWebサーバーにデータを送信します(ファイルのアップロードなど)。複数のPOSTリクエストは、単一のPOSTとは異なる結果になる場合があります。意図せず複数のPOSTリクエストを送信しないよう、注意が必要です。リクエストが成功した場合、200 (OK)レスポンスメッセージが返されます。

  • PUT:パラメーターに基づいて、Webサーバーの特定の場所に格納するデータを送信します (ファイルのアップロードなど)。POSTリクエストとは異なり、PUTリクエストは冪等(べきとう)です。リクエストが成功なら、同じPUTリクエストを何回実行しても、1回実行したときと同じ結果になります。リクエストが成功した場合、200 (OK)201 (Created)、または204 (No Content)レスポンスメッセージを受信します。

  • PATCH:パラメーターに基づいてWebサーバー上のリソースに部分的な変更を適用します。PATCHは冪等ではありません。複数のPATCHリクエストによって意図しない結果が生じる可能性があります。PATCHが成功した場合、200 (OK)または204 (No Content)レスポンスメッセージが返されます。

  • DELETE:パラメーターに基づいてWebサーバーから特定のリソース(存在する場合)を削除します。DELETEが成功した場合、200 (OK)レスポンスメッセージが返されます。

ドロップダウン

入力

フィールド 定義 タイプ 必須

Relative URL(相対URL)

呼び出すWebサーバーのURLアドレス。/{insert_remaining_URL}のように相対URLを指定します。「?」を使用して相対URL内にクエリパラメーターを指定したり、クエリ入力内のオブジェクトキーペアとしてクエリパラメーターを指定したりすることができます。

相対URLは先頭に「/」文字が必要です。

たとえば、Okta APIエンドポイントが

https://{yourOktaDomain}/api/v1/usersの場合、相対URLは/api/v1/usersです。

Okta API」を参照してください。

テキスト

TRUE

Headers(ヘッダー)

認可またはコンテンツタイプ (これらはすでにこのコネクタで処理されている) に加えて必要な任意のヘッダーを指定します。

オブジェクト

FALSE

Query (クエリー)

オブジェクト形式 (キーと値のペア) で含める必要がある追加のクエリーパラメーターを指定します。

オブジェクト

FALSE

Body(本文)

リクエストボディーをJSON形式で指定します。

POSTPUTPATCHリクエストでのみ使用できます。

オブジェクト

FALSE

Streaming(ストリーミング)

Flow(フロー)

[Choose Flow(フローの選択)]をクリックし、検索結果がストリーミングされるヘルパーフローを参照および選択して、[Choose(選択)]をクリックして確定します。

オプションとして、[Click or drop here to create(クリックまたはここにドロップして作成)]の下の空のフィールドをクリックし、データをヘルパーフローに渡すカスタム拡張可能フィールドを追加します。これらのフィールドは、ヘルパーフロー内の[State(状態)]出力オブジェクトの下にキー/値のペアとして追加されます。

このフィールドは、[Request Type(リクエストタイプ)]オプションでGET(Streaming)を選択した場合に表示されます。

フロー

TRUE

Record Limit(レコード制限)

ストリーミングするレコードの数を指定します。

  • フィールドを0未満に設定すると、カードはエラーを返します。

  • フィールドを0または0より大きい値に設定すると、ストリームは指定された最大数までを返します。

  • フィールドを空またはnullにする、または選択しない場合、ストリームは全レコードを返します。

  • デフォルト値は1000000(100万)です。

  • 有効な範囲は01000000です。

このフィールドは、[Request Type(リクエストタイプ)]オプションでGET(Streaming)を選択した場合に表示されます。

[Query(クエリ)]入力に設定できるlimitパラメーターは、ページ分けリクエストのページごとに返されるレコードの数を表しますが、[Record Limit(レコード制限)]フィールドは、ストリーミングするレコードの総数を表します。

[Record Limit(レコード制限)]の最大値は、limitパラメーターの値の5000倍です。デフォルトでは、limit200[Record Limit(レコード制限)]の最大値は1,000,000(200 * 5,000)に設定されます。

limitパラメーターを手動で設定するときは、[Record Limit(レコード制限)]の最大値を計算する必要があります。たとえば、limit=1を設定すると、[Record Limit(レコード制限)]フィールドに5000より大きい値を指定しても、取得できるレコードの最大数は5000となります。

数値

FALSE

出力

フィールド 定義 タイプ

Response (レスポンス)

Status Code(ステータスコード)

操作の結果。コネクターは、カードによって実行されたアクションが成功したか失敗したかを示す、HTTPステータスコードを返します。例:

  • 201 Createdステータスコードは、アクションが成功し、新しいリソースが作成されたことを示します。
  • 403 Forbiddenエラーは、必要な権限が不足していたためにHTTPリクエストが処理されなかったことを示します。

発生する可能性があるステータスコードの完全なリストについては、「HTTPステータスコード」を参照してください。

数値

Headers(ヘッダー)

出力ボディーとは関係のない、ステータスコードの詳細なコンテキスト。レスポンスヘッダーは、選択したHTTPリクエストオプションによって決定します。すべてのヘッダーがレスポンスヘッダーというわけではありません。これは、{"Content-type":"application/json"}のようになります。

オブジェクト

Body(本文)

選択したHTTPリクエストから返されたデータ。

たとえば、GETリクエストからのデータ。

オブジェクト

Records Streamed(ストリーミングされたレコード)

ストリーミングフロー内でストリーミングされたレコードの数。

このフィールドは、[Request Type(リクエストタイプ)]オプションでGET(Streaming)を選択した場合に表示されます。

数値

関連項目

Oktaコネクター

Workflows要素

Oktaコネクターに関するガイダンス

Okta APIドキュメント