アプリケーションへのユーザーの割り当て

Oktaでアプリにユーザーが割り当てられるとフローをトリガーします。

Scopes(スコープ)

このカードで必要なOAuthスコープのリストについては、「イベントカード」を参照してください。

オプション

このイベントカードは、Okta orgの指定されたアプリインスタンスがユーザーのアップデートを受信するとトリガーされます。

フィールド 定義 タイプ Required (必須)

Use App Instance ID?(アプリインスタンスIDの使用?)

変更を登録し、フローをトリガーするアプリインスタンスの指定方法を選択します。

  • [はい][App Instance ID(アプリインスタンスID)]フィールドを使用してアプリインスタンスの識別子を手動で入力します。

  • [いいえ]:ドロップダウンリストの[Application(アプリケーション)]フィールドと[Application Instance(アプリケーションインスタンス)]フィールドを使用してアプリインスタンスを選択します。

ドロップダウン

TRUE

Application(アプリケーション)

ユーザーの変更を監視するアプリを指定します。

  • 特定のアプリをフィルターしない場合は、ドロップダウンリストから[-- すべてのアプリ --]を選択します。

  • orgの特定のアプリインスタンスをフィルターする場合は、ドロップダウンリストから目的のアプリを選択します。

    ドロップダウンには最大1000個のアプリが表示されます。

  • リストにないアプリを選択するには、以下の手順を実行します。

    1. [Use App Instance ID(アプリインスタンスIDの使用?)]オプションで[はい]を選択します。

    2. [Application(アプリケーション)]ドロップダウンメニューで[-- アプリインスタンスIDを入力 --]を選択します。

    3. [Application Instance(アプリケーションインスタンス)]ドロップダウンメニューで[-- アプリインスタンスIDを入力 --]を選択します。

    4. [App Instance ID(アプリインスタンスID)]フィールドにアプリインスタンスの識別子を手動で入力します。

ドロップダウン

TRUE

Application Instance(アプリケーションインスタンス)

Okta org内の[Application(アプリケーション)]のインスタンスを選択します。

  • ユーザーの変更が特定のアプリインスタンスで発生したときにだけイベントをトリガーする場合は、ドロップダウンリストから目的のアプリインスタンスを選択します。

    ドロップダウンには最大2000個のアプリインスタンスが表示されます。

  • ユーザーの変更がorg内の任意のアプリインスタンスで発生したときにイベントをトリガーする場合は、[-- すべてのアプリインスタンス --]を選択します。

    ただし、このオプションは、[Application(アプリケーション)]オプションで[-- すべてのアプリ --]を選択した場合にのみ表示されます。特定のアプリケーションのすべてのインスタンスを選択することはできないからです。

ドロップダウン

TRUE

App Instance ID(アプリのインスタンスID)

アプリインスタンスの一意の識別子を使用してアプリインスタンスを指定します。

[Use App Instance ID?(アプリインスタンスIDの使用?)]オプションで[はい]を選択した場合、このフィールドは必須です。

以下の手順に従ってアプリのアプリインスタンス識別子を見つけます。

  1. Admin Console[Applications(アプリケーション)][Applications(アプリケーション)]に移動します。アプリをクリックして開きます。
  2. アプリが開いたら、ブラウザーでページのURLを確認します。アプリインスタンスIDは、https://{yourcompany}.okta.com/admin/app/{yourappname}/instance/{YOURAPPINSTANCEID}/というURLに含まれています。

    たとえば、アプリのURLがhttps://acme.okta.com/admin/app/office365/instance/0oahjhk34aUxGnWcZ0h7/の場合、アプリインスタンスIDは0oahjhk34aUxGnWcZ0h7です。

テキスト

FALSE

出力

フィールド 定義 タイプ

Date and Time(日時)

Okta APIでイベントがトリガーされた日時。

テキスト

Message(メッセージ)

イベントに関するメッセージの詳細。

テキスト

Event ID(イベントID)

イベントの一意識別子。

テキスト

Event Type(イベントタイプ)

公開されたイベントのタイプ。

テキスト

Event Time(イベント時刻)

サービスに通知が配信された時点のタイムスタンプ。

テキスト

Version(バージョン)

バージョン管理インジケーター。

テキスト

Admin(管理者)

ユーザーを割り当てたOkta管理者についての詳細。

オブジェクト

ID

Okta管理者の一意の識別子。

テキスト

Alternate ID(代替ID)

Okta管理者のメールアドレス。

テキスト

Display Name(表示名)

Okta管理者の表示名。

テキスト

Type(タイプ)

Okta管理者のタイプ。

テキスト

Okta User(Oktaユーザー)

アプリに割り当てられたOktaユーザーについての詳細。

オブジェクト

ID

Oktaユーザーの一意識別子。

テキスト

Alternate ID(代替ID)

Oktaユーザーのメールアドレス。

テキスト

Display Name(表示名)

Oktaユーザーの表示名。

テキスト

Type(タイプ)

Oktaユーザーのタイプ。

テキスト

Application User(アプリケーションユーザー)

対象アプリでのユーザーの詳細。

オブジェクト

ID

対象アプリでのユーザーの識別子。

テキスト

Alternate ID(代替ID)

対象アプリでのユーザーの代替ID。これは通常はユーザーのメールアドレスです。

テキスト

Display Name(表示名)

対象アプリでのユーザーの表示名。

テキスト

Type(タイプ)

対象アプリでのユーザーのタイプ。

テキスト

Application(アプリケーション)

対象アプリの詳細。

オブジェクト

ID

対象アプリの識別子。

テキスト

Alternate ID(代替ID)

対象アプリの代替ID。

テキスト

Display Name(表示名)

対象アプリの表示名。

テキスト

Type(タイプ)

対象アプリのタイプ。

テキスト

UUID

Webhookイベントの汎用一意識別子。

テキスト

Event Details(イベント詳細)

この特定のイベントに対してOkta APIから返される未加工のJSONペイロード。

オブジェクト

Headers(ヘッダー)

レスポンスのヘッダーを表すオブジェクト。

ヘッダーの各キーは、キー/値のペアとしてヘッダー文字列に解析されます(例:Content-Type: text/plain)。

オブジェクト

Source(ソース)

ユーザー固有データのソース。

オブジェクト

Debug Context(デバッグコンテキスト)

Debug Data(デバッグデータ)

デバッグに利用できる、トリガーされたイベントに関する情報。

たとえば、返されるデータにはURI、SMSプロバイダー、またはトランザクションIDが含まれる場合があります。

オブジェクト

Oktaイベントに対して追加のユーザーまたはグループフィールドを作成できますが、Okta APIは[ID][Alternate ID(代替ID)][Display Name(表示名)]、および[Type(タイプ)]の4つのフィールドの値のみを返します。

ユーザーまたはグループに対してその他のフィールドはサポートされず、そうしたフィールドのデータはこのイベントカードによって返されません。

関連項目

Oktaコネクター

Workflows要素

Oktaコネクターに関するガイダンス

Okta APIドキュメント