タスクの読み取り
ServiceNowのタスクまたはカタログタスクを読み取ります。
このカードの出力フィールドはServiceNowインスタンスに基づいて動的に生成されます。出力フィールドにはServiceNowが提供するデフォルトフィールドが含まれます。たとえば、[Active(アクティブ)]、[Approval history(承認履歴)]、[Description(説明)]、[Time worked(作業時間)]、タスクまたはカタログタスクテーブルに追加したすべてのカスタムフィールドが含まれます。ここでは、一般的な一部の出力フィールドについて説明します。
オプション
| フィールド | 定義 | タイプ | 必須 | 
|---|---|---|---|
| Task Type(タスクタイプ) | 読み取るいずれかのタスクタイプを選択します。 
 | ドロップダウン | TRUE | 
入力
| フィールド | 定義 | タイプ | 必須 | 
|---|---|---|---|
| タスク | |||
| System ID(システムID) | タスクの一意のレコード識別子(sys_id)。 | テキスト | TRUE | 
出力
| フィールド | 定義 | タイプ | 
|---|---|---|
| タスク | ||
| Number(数値) | 各タスクレコードの識別番号。 このフィールドはタスクテーブルの表示値です。 システムはタスクの作成時にこの番号を生成します。 | テキスト | 
| Description(説明) | 行われる作業の詳しい説明。 | テキスト | 
| Short description(簡潔な説明) | タスクの簡潔な説明。この説明はレコードのタイトルとして使用されます。 | テキスト | 
| Additional comments(追加コメント) | タスクレコードに関するコメント。 各コメントは[Activity(アクティビティ)]フィールドに挿入されます。 | テキスト | 
| Opened(オープン) | タスクレコードを初めて人的に開いた日時。 | 日時 | 
| Approval history(承認履歴) | レコードの承認の履歴。 | テキスト | 
| Watch list(ウォッチリスト) | レコードの更新時にメールおよびSMS通知を受け取るユーザーを指定します。 このフィールドにリストされたユーザーに通知するのは、デフォルトではインシデント、変更、サービスカタログアプリケーションのみです。 タスクベースのその他のアプリケーションでは、カスタムメール通知を作成してこれらのユーザーに送信する必要があります。 | テキスト | 
| Task type(タスクタイプ) | 子クラスに対応するタスクのタイプを指定します。 この値は、子テーブルにレコードが作成される際にシステムによって入力されます。 | テキスト | 
| Priority(優先度) | 割り当て先にとってタスクがどの程度優先されるかを指定します。 デフォルトでは、この値は[Impact(影響)]と[Urgency(緊急度)]の値に基づいてcalculatePrioritybusinessルールによって計算されます。 その上で、レコードリストは優先度に応じて各タスクを色分けします。 | 数値 | 
| Work notes list(作業注記リスト) | レコードに作業注記が追加されたときにメールおよびSMS通知を受け取るユーザーを指定します。 このフィールドにリストされたユーザーに通知するのは、デフォルトでは変更、問題、サービスカタログアプリケーションのみです。 タスクベースのその他のアプリケーションでは、カスタムメール通知を作成してこれらのユーザーに送信する必要があります。 | テキスト | 
| Assigned to(割り当て先) | タスクの完了を割り当てられるユーザーを指定します。 デフォルトでは、このフィールドは参照修飾子を使ってitilロールが割り当てられたユーザーのみを表示します。一部のアプリケーションは、親参照修飾子をオーバーライドして関連ユーザーを表示します。 たとえば、サービス命令テーブルとプロジェクトタスクテーブルはスキルに基づいてユーザーをフィルタリングします。 | テキスト | 
| Active(アクティブ) | タスクの作業がまだ行われているかどうか、またはタスクの作業が完了しているかどうかを指定します。 このフィールドの値を設定するのは、デフォルトではアプリケーションに固有のビジネスルールのみです。 たとえば、incident autocloseビジネスルールは、解決され、1日更新されなかったインシデントをクローズします。 | True/False | 
| Escalation(エスカレーション) | タスクがオープンされている時間を示します。 エスカレーションは、サービスレベル合意を使って自動的に入力されます。サービスレベル合意には、タスクが各エスカレーション状態に留まる時間が指定されます。エスカレーション状態は、Normal(通常)から始まり、Moderate(中)、High(高)に進み、最終的にOverdue(期限切れ)に至ります。 レコードリストは、各タスクをエスカレーション状態別に色分けします。 | 数値 | 
| State(状態) | タスクのステータス。次の値があります。 
 アプリケーションは、通常は辞書オーバーライドを使ってアプリケーションに固有の状態を表示します。 | 数値 | 
| Time worked(作業時間) | レコードがフォームビューで開いている時間を測定するタイマーを表示します。 | テキスト | 
| Work notes(作業注記) | ITILユーザーのみが表示できるコメントを表示し、入力できるようにします。 各コメントは[Activity(アクティビティ)]フィールドに挿入されます。「ジャーナルフィールドタイプ」を参照してください。 | テキスト | 
| Created(作成日時) | タスクレコードが作成された日時を表示します。 | 日時 | 
| Sys ID(システムID) | タスクの一意のレコード識別子(sys_id)。 | テキスト | 
