Construct
ユーザー定義の入力セットに基づいてオブジェクトを作成します。
入力
| フィールド | 定義 | タイプ | 必須 | 
|---|---|---|---|
| (ユーザーが作成したフィールド) | 出力オブジェクト内に作成するキーごとに1つの入力を作成します。入力名は、作成されるオブジェクトのキー名になります。 各入力は、オブジェクトやリストなど、任意のタイプに設定できます。値は、フロー内の先行カードからドラッグされた出力フィールドを使って取り込まれます。 | 各種 | TRUE | 
出力
| フィールド | 定義 | タイプ | 
|---|---|---|
| output(出力) | 新たに構築されたオブジェクト。 | オブジェクト | 
例
顧客を表すオブジェクトを作成する場合について考えます。この顧客オブジェクトには、First name、Last name、Age、Loyaltyの4つのキーがあります。Loyaltyキーは、顧客がロイヤルティプランのメンバーであるかどうかを示します。
Construct関数カードを使用して、各キー名の入力を作成し、入力タイプを設定します。First nameおよびLast nameフィールドは、どちらもテキストフィールドです。Ageフィールドは数値である必要があり、Loyaltyの値はtrue/falseです。
次に、Construct関数カードをフローに追加すると、カード入力に任意のフィールドをドラッグできます。たとえば、ロイヤルティプランのメンバーである29歳のJane Smithという顧客に対してフローを実行すると、次の出力オブジェクトが得られます。
この関数カードを使って任意のオブジェクトを構築できます。リストを含め、あらゆるタイプの入力を設定できます。
高度なユースケースとして、キーの1つを、実行時に構築されるオブジェクトとして定義できます。これを行うには、2つのオブジェクトConstructカードを使用します。最初に内側のオブジェクトを定義し、次にキーの1つがオブジェクトタイプである2番目のオブジェクトを定義します。最後に、最初のカード(これはオブジェクト)の出力を、2番目のカードにあるオブジェクトのキーにドラッグします。

