関数

APIコネクター

関数

説明

API Endpoint

URLを指定してフローを呼び出します。

Authenticate with API Connector cards

この関数はAPIコネクター(HTTP)関数カードを使って、サードパーティーサービス用に認証済みの基本、OAuth 2、またはカスタム接続を作成します。

Close

API Endpointフローでのみ使用されます。API Endpointを参照してください。

この関数は、ReturnReturn Rawと同様に呼び出し元に応答を返してHTTP接続を閉じますが、その後もフローの実行を続けられます。

これは、接続がタイムアウトするまでに完了しない可能性があるフローで有用です。呼び出し元が同じ入力を使ってエンドポイントを再度クエリすると、重複実行が生じる可能性があります。

Delete

HTTP DELETEリクエストを実行し、そのリクエストの結果と応答ヘッダーを返します。

入力には、必要なURL入力と、オプションのヘッダー、本文、クエリ入力を指定します。

Get

HTTP GETリクエストを実行し、そのリクエストの結果と応答ヘッダーを返します。

入力には、必要なURL入力と、オプションのauth、ヘッダー、クエリ入力を指定します。それぞれのオプション入力は、1つのオブジェクト型入力として、または適切なグループ属性を持つ複数のキーによってモデル化できます。

出力時は、headersとoutputの2つのキーを持つオブジェクトを返します。outputキーには応答の本文、headersキーには応答ヘッダーが含まれます。複数のキーと適切なグループ化を使用すると、これらについてより詳細な情報にアクセスできます。

HTTP Errors

HTTP関数で発生したエラーは通常、呼び出したAPIから返される標準HTTPエラーコードと対応しています。

たとえば、APIからステータスコード400が返されるときは、Bad Requestエラーが返されます。ステータスコードが401であれば、エラーはUnauthorizedとなります。

発生する可能性があるステータスコードの完全なリストについては、HTTP status codesを参照してください。

Paginate

この関数はヘルパーフローを使って、HTTP応答の複数のページをページ分けします。

Paginate: set a maximum page index

Paginate関数カードの反復回数を設定します。

Paginate: API endpoint

APIエンドポイントに対してPaginate関数カードを使用します。

Post

HTTP POSTリクエストを実行し、そのリクエストの結果と応答ヘッダーを返します。

入力には、必要なURL入力と、オプションのauth、ヘッダー、本文、クエリ入力を指定します。それぞれのオプション入力は、1つのオブジェクト型入力として、または適切なグループ属性を持つ複数のキーによってモデル化できます。

出力時は、headersとoutputの2つのキーを持つオブジェクトを返します。outputキーには応答の本文、headersキーには応答ヘッダーが含まれます。複数のキーと適切なグループ化を使用すると、これらについてより詳細な情報にアクセスできます。

Put

HTTP PUTリクエストを実行し、そのリクエストの結果と応答ヘッダーを返します。

入力には、必要なURL入力と、オプションのauth、ヘッダー、本文、クエリ入力を指定します。それぞれのオプション入力は、1つのオブジェクト型入力として、または適切なグループ属性を持つ複数のキーによってモデル化できます。

出力時は、headersとoutputの2つのキーを持つオブジェクトを返します。outputキーには応答の本文、headersキーには応答ヘッダーが含まれます。複数のキーと適切なグループ化を使用すると、これらについてより詳細な情報にアクセスできます。

Raw Request

高度な関数。このメソッドは、未加工のHTTPリクエストを実行し、フロー構築者がHTTPリクエストのすべての要素をコントロール可能にします。これにより、たとえばフローからXMLサービスやHTMLサービスを呼び出せるほか、他のさまざまな高度なユースケースが可能になります。

他のHTTP関数は、一般的なJSONベースのサービスで使いやすいように最適化されます。一方、Raw Request関数はより柔軟ですが、使い方が多少難しくなります。

分岐

関数

説明

Assign If

条件ステートメントの結果がtrueかfalseかに基づいて値を割り当てます。複数の出力値が考えられるときは、Lookupを参照してください。

Continue If

条件テストの結果がtrueかfalseかに基づいて、フローを続行または停止します。条件がtrueのときにエラーを表示してフローを停止するときは、Return Error Ifを使用します。

If/Else

If/Else条件ステートメントは、フローが従うべきステップを決定するために使用されます。

If/ElseIf

複数のifおよびelse if条件に基づいて、異なるアクションの実行を指定します(一部のプログラミング言語でのSwitchCaseと同様です)。1つの条件に基づいて異なるアクションを指定するには、If/Elseを使用します。

Lookup

ルックアップテーブルを使って、値を別の値に変換します。たとえば、1つのWebサービスコードを別のWebサービスコードに変更したり、部門名を連絡先メールに変更したりできます。

制御

関数

説明

To Number

文字列を数値に変換します。

To String

数値を文字列に変換します。

日時

関数

説明

Add

開始日時の時間単位(秒など)の倍数を加算し、新しい日付値を返します。

Convert

日時を各種形式に変換します。

Date to Text

日時を指定のタイムゾーンの指定の形式に変換します。

Difference

2つの日時の時間差を計算します。

Epoch

指定された日時を1970年1月1日(UTC/GMTの深夜0時)から経過した秒数に変換します。うるう秒は数えません。これは、一部のシステムの標準日時形式です。

ISO

指定された日時について、UTC Z表記を使って対応するISO8601文字列を計算します。現地タイムゾーンへの調整は行われません。

Now

現在の日時を各種形式で計算します。これらはすべてUTC時刻です(現地タイムゾーンへの調整は行われません)。

Subtract

開始日時の時間単位(秒など)の倍数を減算し、新しい日付値を返します。

Text to Date

テキスト文字列の内容から、指定された形式の日時を作成します。

UNIX

日時をUNIX標準の形式に変換します。

暗号化

関数

説明

AES

AESアルゴリズムを使ってテキスト暗号化し、暗号化されたテキストを返します。

Decrypt

キーと指定のアルゴリズムを使ってBase64エンコーディングからテキストを復号します。

Encrypt

キーと指定のアルゴリズムを使ってテキストをBase64エンコーディングに暗号化します。

Hash

入力テキストをハッシュし、メッセージダイジェストを16進、2進、またはBase64エンコーディングされた出力として返します。

HMAC

入力テキストをハッシュし、生成されたハッシュ化テキストを返します。

MD5

MD5ハッシュ関数を使って入力テキストをハッシュし、生成されたハッシュ化テキストを返します。

SHA1

SHA-1ハッシュ関数を使って入力テキストをハッシュし、生成されたハッシュ化テキストを返します。

SHA256

SHA-256ハッシュ関数を使って入力テキストをハッシュし、生成されたハッシュ化テキストを返します。

Sign

入力アルゴリズムと秘密鍵を使って入力テキストをSignしてハッシュし、メッセージダイジェストを16進、2進、またはBase64エンコーディングされた出力として返します。

エラー処理

関数

説明

If Error

フローを停止せずにエラーを処理するための別のアクションを指定します。

Return Error

エラーを返してフローを終了します。

Return Error If

条件テストの結果がtrueであれば、エラーを返してフローを終了します。

条件に応じてフローを停止するが、通常の状況ではエラーに見えないようにするときは、Continue Ifを使用します。

ファイル

関数

説明

Download

HTTP/HTTPSを使って、ファイルをWorkflowsファイルシステムにダウンロードします。

Use the Download function card in a flow

ブラウザーでURLを介してアクセスできる画像やドキュメントファイルなど、任意のファイルをDownload関数カードを使ってダウンロードします。

Info

ファイルの情報を取得します。Info関数カードを使用するには、フローでこの関数より前にダウンロードしたファイルのFile Contentsを入力に設定します。出力にはファイルに関する基本情報が含まれます。

Multipart Upload

WorkflowsファイルシステムにあるファイルをWebサービスにアップロードします。 HTTP/HTTPSとマルチパート形式データを使用します。

Upload

HTTP/HTTPSを使ってWorkflowsファイルシステムにあるファイルをWebサービスにアップロードします。

Use the Upload function card in a flow

画像やドキュメントファイルなどの任意のファイルをUpload関数カードを使ってWokflowsファイルシステムからアップロードします。

フロー制御

関数

説明

Assign

与えられた入力に基づいて出力フィールドを作成します。

Call Flow

現在のフローのコンテキスト内で別のフローを実行します。現在のフローは、別フローが完了した時点で再開されます。他のフローの完了を待つ必要がない場合は、Call Flow Asyncを使用できます。

Call Flow Async

別のフローを開始し、そのフローの完了を待たずに続行します。複数のCall Flow Asyncカードをつなげると、異なるアクションセットを同時に開始できます(並列実行)。

Pause

Pause関数は現在のところ、プログラムで再開されるフローで使用したときのみ動作します。

特定の時間だけ、または特定の時間までフローを一時停止するには、Wait ForまたはWait Until関数を使用します。

Pause Raw

実行中のフローを一時停止し、生のHTTPデータを呼び出し元に返します。resume APIを呼び出すことで再開できます。

Repeat

ヘルパーフローを指定した回数だけ実行します。

Return

フローを終了し、フローの呼び出し元に値を返します。

Return Raw

HTTP応答を完全に制御して呼び出し元にデータを返します。

Wait For

フローを一時停止し、指定の時間だけ待機してからフローの実行を再開します。

Wait Until

フローを一時停止し、特定の日時まで待機してからフローの実行を継続します。

フロー

関数

説明

Export Flow

1つのフローに含まれるすべての要素をJSONファイルとしてエクスポートします。

フォルダー

関数

説明

Export Folder

1つ以上のフローが含まれるフォルダーをJSONファイルとしてエクスポートします。

JSON

関数

説明

Parse

JSON文字列を解析し、オブジェクトやリストなどの型付きフィールドに変換します。これらは以後の関数で使用できます。この関数は、Stringify関数の逆の動作を行います。

Stringify

オブジェクトやリストなどの型付きの値をJSON文字列に変換します。この関数は、Parse関数の逆の動作を行います。

JWT

関数

説明

Decode

署名を検証せずにJWTをデコードします。

Sign

JWTをエンコードして署名します。

Verify

JWTをデコードして検証します。

リスト

関数

説明

Add to End

リストの末尾にアイテムを追加します。これはPush操作とも呼ばれます。

Add to Front

リストの先頭にアイテムを追加します。これはUnshift操作とも呼ばれます。

At

リスト内の指定の位置にあるアイテムを返します。最初のアイテムは位置0です。

Collapse

リスト内の各オブジェクトを出現順に結合し、リスト全体を1つのオブジェクトにまとめます。オブジェクトにキーの重複がある場合、後に出現した値が前の値より優先されます。

Combine All

複数のリストの内容を結合します。

Construct

値セットから新しいリストを作成します。

Difference

1つのリストから、別のリストには表示されないアイテムのリストを作成します。

Filter

リストをフィルタリングし、指定された条件を満たすアイテムのみが含まれるようにします。より複雑な条件に基づいてフィルタリングするには、Filter Customを使用します。

Filter Custom

Filter Custom関数は、指定されたリストから、テストに合格するアイテムのみが含まれるリストを作成します。テストは、アイテムごとにヘルパーフローを1回呼び出して行われます。「親フローとその他のフロータイプ」を参照してください。

フローはTrueまたはFalseを返すことで、そのアイテムを出力リストに含めるべきかどうかを示します。

簡単な比較テストを使ってフィルタリングを行うには、代わりにFilter関数を使用します。

Find

指定された条件を満たす最初のアイテムをリストから検索します。複雑な条件に基づく検索を行うには、Find Customを使用します。

Find Custom

リストのアイテムごとにヘルパーフローを1回実行してアイテムを検索し、最初に見つかった(フローがTrueを返した)アイテムを返します。

単純な検索には、代わりにFind関数を使用します。

Flatten

複数のリストが含まれるリストを受け付けて単一リストに変換します。

For Each

アイテムごとにヘルパーフローを呼び出すことでリストを処理します。

For Each - Ignore Errors

アイテムごとにヘルパーフローを呼び出すことでリストを処理します。この関数はFor Each関数とほぼ同じですが、1つ重要な相違点があります。For Eachでは、ヘルパーフローでいずれかのアイテムの処理中にエラーが生じると、それ以後のアイテムの処理を中止します。それに対し、この関数はヘルパーフローでエラーが生じても、すべてのアイテムの処理を継続します。

Get First Item

このカードは、指定されたリストの最初のアイテムと、そのアイテムを削除した後のリストの2つの出力を返します。これはShift操作とも呼ばれます。

Get Last Item

このカードは、指定されたリストの最後のアイテムと、そのアイテムを削除した後のリストの2つの出力を返します。これはPop操作とも呼ばれます。

Group By

リストを読み取り、指定のパスにある元のリストの値別にグループ化されたリストを抽出します。

Includes

リストに特定のアイテムが含まれるかどうかをチェックします。出力は、リストにアイテムが含まれていればTrue、リストにアイテムが含まれていなければFalseを返します。

リストは、テキストのリスト、数値のリスト、オブジェクトのリストなど、どのような型のアイテムのリストでもかまいません。値はその型のアイテムにする必要があります。

Index By

この関数は、サービスがフィールド値のリストをオブジェクトのリストとして返す一般的なAPIパターン向けに設計されています。各オブジェクトには、フィールド名が1つのキーとして、フィールド値が別のキーとして含まれます。

Intersection

複数の入力リストを受け付けて、すべての入力リストに含まれるアイテムのみでリストを作成します。リストはどのような型でもかまいせんが、すべてのリストのアイテムは同じ型である必要があります。

Length

リストのアイテム数を調べます。

List to Text

この関数は、オプションの区切り文字を使ってリストから1つのテキスト出力を生成します。たとえば、製品名のリストがある場合、この関数を使って製品名のカンマ区切りリストを作成し、メールに含めることができます。

Map

Map関数はリストを新しいリストに変換します。これは、リストのアイテムごとにヘルパーフローを実行することによって行われます。「親フローとその他のフロータイプ」を参照してください。

Merge

一致するオフセットにある複数のリストのオブジェクトを結合します。同じキーを持つアイテムが複数のリストで同じオフセットにある場合、前のリストの値は後のリストの値によって上書きされます。

Pluck

この関数はオブジェクトのリストを受け付けてサブリストを生成します。入力リストの各オブジェクトからkeyで指定されたキーを抽出し、それらの値を出力リストに入れます。list入力はオブジェクトのリストである必要があります。

Reduce

この関数は、リストのアイテムごとにヘルパーフローを実行することで1つのの累積値を生成します。

たとえば、数値リストの中で最大の値を特定したり、テキスト文字列のリストに「A」で始まるアイテムがいくつあるかを数えたりできます。

結果の型は自由であるため、Reduceを使えばテキスト文字列、日付、ブール、オブジェクト、またはそれらのリストを作成することもできます。

Remove Duplicates

リストから重複アイテムを削除します。

Reverse

リストのアイテムの順序を反転させます。

Sample

リストからランダムなサンプルを生成します。

Slice

開始ポイントと終了ポイントを使ってリストのサブセットを選択します。

Sort

リストのアイテムを最小から最大の順に並べ替えます。

Sort Custom

Sort Customを利用することで、別のフローを呼び出して値を生成し、その値を使ってリストのアイテムを並べ替えるカスタム並べ替えを実行できます。単純な並べ替えには、代わりにSort関数を使用します。

Split

特定のインデックス値でリストを分割します。

Statistics

数値のリストについての統計を読み取ります。

Sum

数値のリストの合計値を計算します。この関数は、数値型のリストのみを受け付けます。

数値がテキストのリストとして書式化されているときは、Map関数を使って各アイテムをテキストから数値に変換できます。

数値がオブジェクトのリストに格納されている場合、Pluck関数を使って数値のリストを生成し、Sumに渡すことができます。

Swap

リスト内の2つの要素を交換します。

Truncate

リストを指定の長さに切り落とします。

Union(一意の値の組み合わせ)

複数のリストを入力とし、すべての入力リスト内のすべての一意の値で構成される1つのリストに組み合わせます。リストのアイテムはどのような型でもかまいせんが、出力リストも含め、すべてのリストのアイテムの型が同一である必要があります。

Unique Custom

カスタムロジックを使って重複アイテムをリストから削除する方法を決定します。

XOR

2つの入力リストを受け付けて、両方ではなくいずれか一方の入力リストのみに含まれるアイテムで構成される新しいリストを生成します。

Zip

長さが等しい2つのリストを受け付けて結合し、各対応ペアのリストのリストとして組み合わせます。

数値

関数

説明

Absolute Value

数値の絶対値を計算します。絶対値は、正負を問わない数値の大きさです。

Add

複数の入力値の合計値を返します。このカードはデフォルトで2つの入力値を受け付けますが、さらに値を追加できます。

Divide

2つの値の除算から商を返します。

Exponent

オイラー数e(約2.718)の指定値によるべき乗(指数)を計算します。

Factorial

数値の階乗を計算し、その数値が0より小さい場合は0を返します。階乗とは、ある整数と、それより小さいゼロを除くすべての正の整数の積です。

Formula

Formulaカードにフィールドをドラッグアンドプロップすることで演算子、関数、数値を入力し、それらを組み合わせて数式を作成します。型がNumberの数値フィールドは、式の中で数値を置ける場所であればどこにでも配置できます。

実行時にフィールドの値を使って数式が評価され、1つの出力数値が生成されます。

Increment

数値を1だけ増加させます。

Larger

値が別の値よりも大きいかどうかを示すブール値を返します。

Log

対数を計算します。これは、与えられた数値が基数の何乗であるかを意味します。

Multiply

複数の値の積を計算します。

Percentage

値のパーセンテージを読み取り、形式を指定の小数点以下桁数にします。

Power

基数を指定の数で累乗した結果 (指数) を返します。

Random Integer

2つの数値の間のランダムな整数を生成します。

Remainder

1つの数値を別の数値で割った余りを求めます。

Round

数値を最も近い整数に丸めます。

Round Decimal Places

数値を指定の小数点以下桁数に丸めます。

Round Down

最も近い整数に切り捨てます。

Round Up

最も近い整数に切り上げます。

Sign

数値の符号を返します。

Smaller

値が別の値よりも小さいかどうかを示すブール値を返します。

Square Root

数値の平方根を計算します。

Subtract

任意の2つの値の差を返します。

オブジェクト

関数

説明

Clear Empty

値と関連付けられていないキー(null、""、{}など)をオブジェクトから削除します。Filter関数と似ていますが、フィルタリングを再帰的に行うかどうかを選択できます。

Collapse

keyとvalueのプロパティを持つオブジェクトのリストを1つのJSONオブジェクトに結合します。これはSplit関数カードとは逆の働きをします。

Construct

ユーザー定義の入力セットに基づいてオブジェクトを作成します。

Filter

Filterカードは、値と関連付けられていないキー(null、""、{}など)をオブジェクトから削除します。オブジェクトに別のオブジェクトが含まれる可能性があるときは、代わりにClear Emptyカードを使用します。

For Each

ヘルパーフローを使ってオブジェクトに対してキー単位の実行を繰り返します。入力オブジェクト内のキーごとに、そのキーのkey名とvalue値を使ってヘルパーフローが呼び出されます。

これらのプロパティは、[Choose Flow(フローの選択)]ボタンを使ってヘルパーフローを選択した後でドロップダウンから選択できます。

Get

指定のパスのオブジェクトに格納されている値を読み取ります。たとえば、オブジェクトが{ "a":"one", "b":"two", "c": 17 }であれば、パスにbを指定すると、テキスト文字列twoが返されます。オブジェクトから複数の値を同時に取得するには、代わりにGet Multipleを使用します。

Get Multiple

オブジェクトから複数の値を同時に取得します。Getと似ていますが、Get Multipleカードではオブジェクト内の値のキーやパスを複数指定して複数の値にアクセスできます。

Keys

Keysカードは、オブジェクト内のキーのリストを生成します。

Map

ヘルパーフローを使ってオブジェクトをキーごとに処理し、出力としてオブジェクトを作成します。入力オブジェクトのキーごとに、そのキーのkey名とvalue値を使ってヘルパーフローが呼び出されます。

これらのプロパティは、[Choose Flow(フローの選択)]ボタンを使ってヘルパーフローを選択した後でドロップダウンから選択できます。

Map to List

ヘルパーフローを使ってオブジェクトに対してキー単位の実行を繰り返し、出力としてリストを作成します。リストには、オブジェクトのキーごとに1つのアイテムが含まれます。入力オブジェクトのキーごとに、そのキーのkey名とvalue値を使ってヘルパーフローが呼び出されます。

これらのプロパティは、[Choose Flow(フローの選択)]ボタンを使ってヘルパーフローを選択した後でドロップダウンから選択できます。

Merge

複数のオブジェクトを1つのオブジェクトに結合します。出力オブジェクトには、いずれかの入力オブジェクトに存在するすべてのキー(と、それに関連付けられた値)が含まれます。複数の入力オブジェクトに同じキーが存在する場合、1つの値のみが取得されます。デフォルトの入力は2つですが、さらに追加することもできます。

Move

値をキーから別のキーに移動します。本質的には、値を維持しながらキー名を変更することになります。

Set

オブジェクトのキーを指定の値に設定します。キーが存在しない場合はキーを作成します。

Size

オブジェクトの要素数を返します。

Split

オブジェクトを、それぞれがkeyとvalueのプロパティを持つオブジェクトのリストに分割します。これはCollapseカードとは逆の働きをします。

Unset

キーと値のペアをオブジェクトから削除します。

Unzip

オブジェクトを、キーと値の2つのリストに変換します。

Values

Valuesカードは、オブジェクト内の値のリストを生成します。

Zip

最初のリストのキーを2番目のリストの値にマップすることで、2つのリストからオブジェクトを作成します。これは、キー名にドットが含まれるキーのオブジェクトを作成する場合に便利です。

テーブル

関数

説明

Clear Table

テーブル内のすべての行を削除します。

Create Row

テーブルに行を作成します。

Delete Row

テーブル内の行を削除します。

Export To CSV

テーブルをCSVファイルにエクスポートし、すべての行、またはフィルタリングされた行のサブセットを含めます。

Import From CSV

CSVファイルの内容をテーブルにインポートします。

Read Row

テーブル内の行から値を読み取ります。

Read Table

テーブルIDで識別されるテーブルの列スキーマを返します。

Search Rows

テーブルから指定の条件セットと一致する行を検索します。

Update Row

テーブル内の行を更新します。

テキスト

関数

説明

At

テキスト入力内の指定位置にある1つの文字を返します。最初の位置は0です。

1つの文字ではなくセグメント全体を取得するには、Text Segment関数を使用します。1つの文字を検索するには、Findを使用します。

Base64

文字列のBase64エンコーディングを返します。

Base64 Decode

Base64からデコードされたテキストを返します。

Compose

入力したテキストと、ドラッグアンドドロップしたフィールドを組み合わせます。

実行時に、テキストとフィールドの値が組み合わされて1つのテキスト出力が生成されます。

Concatenate

複数の文字列入力を受け付けて、スペースなしで1つのテキスト出力に組み合わせます。

Find Email

テキスト文字列から有効なメールアドレスを検索し、最初のインスタンスを返します。

Find

文字列から別の文字列を検索し、最初のインスタンスを探します。

Find Last

テキスト文字列内の最後の一致を検索します。最初の位置は0です。

一致が見つからない場合、-1が返されます。

Find Pattern

正規表現を使って指定されたパターンに最初に一致するテキストを検索します。

Length

テキスト文字列の文字数を計算します。

Random

指定の長さのランダムテキストを返します。

Replace

テキストを検索置換します。

Replace Patterns

一致する複数のパターンを検索して1つの値に置換します。

1つのテキストまたはパターンの検索置換には、Replaceを使用します。

Split

テキストをテキストセグメントに分割し、カンマまたは指定の区切り文字で区切ってリストにします。

Text Segment

文字列値からテキストを抽出します。

To Lower Case

文字列のすべての文字を小文字に変換します。

To Upper Case

文字列のすべての文字を大文字に変換します。

Trim

テキストから先頭と末尾のスペースを削除します。

Unique ID

ランダムなユニバーサル一意識別子 (UUID) を生成します。これは、グローバル一意識別子 (GUID) とも呼ばれます。

IDは32桁の16進数 (base 16) で構成され、ハイフンで区切った5つのグループとして表示されます。

True/False

関数

説明

All False?

すべての入力がfalseであれば、Trueを返します。それ以外の場合は、Falseを返します。これは、ブール演算子NORとも呼ばれます。

And

すべての入力がtrueであれば、Trueを返します。それ以外の場合は、Falseを返します。

Any False?

いずれかの入力がfalseであれば、Trueを返します。それ以外の場合は、Falseを返します。これは、ブール演算子NANDとも呼ばれます。

Compare

単純な真偽テストを実行します。

たとえば、TypeフィールドがCustomerと等しいか、またはPriceフィールドが1000より大きいかなどをチェックできます。

Expression

入力した演算子や値と、ドラッグアンドドロップしたフィールドを組み合わせて真偽式を作成します。フィールドは、式の中で値を置ける場所であればどこにでも配置できます。

実行時にフィールドの値を使って式が評価され、TrueまたはFalseの1つの出力が生成されます。

数値フィールドが0であればFalseとして評価され、それ以外の場合はTrueが返されます。テキストフィールドがnullまたはfalseであればFalseとして評価され、それ以外の場合はTrueが返されます。日付フィールドは、比較で利用できるタイムスタンプに変換されます。

Not

trueまたはfalseの入力を受け付け、反対の値を返します。

Or

いずれかの入力がtrueであればTrue、それ以外の場合はFalseが返されます。

Or (Exclusive)

Exclusive Or(排他的論理和)は、True/False演算子です(XORとも呼ばれます)。1つの入力のみがtrueであればTrueを返し、それ以外の場合はFalseを返します。

XNOR

True/False演算子の一種です。両方の入力がtrue、または両方の入力がfalseであればTrueを返し、それ以外の場合はFalseを返します。これは、排他的論理和Exclusive Or(XOR)の逆の動作です。

URL

関数

説明

Decode Component

たとえばクエリパラメーターの値など、URLエンコードされたコンポーネントをデコードします。

この関数カードは、URLエンコードされたすべての文字をデコードし、デコードされたテキストを出力します。

Decode Query

URLエンコードされたクエリ文字列を、クエリオブジェクトにデコードします。

Encode Component

テキストをURLエンコードされたテキストにエンコードし、URL内で使用できるようにします。

Encode Query

クエリオブジェクトをURLエンコードされたクエリオブジェクトにエンコードします。

Format

コンポーネントからURL文字列を作成します。

Parse

URL文字列を解析し、適切なエンコーディングでコンポーネントに分割します。

XML

関数

説明

Build

オブジェクトをXML文字列に変換します。

Parse

XML文字列をオブジェクトに変換します。

XML文字列をオブジェクトとして使用することで、多くの組み込み関数(例:List関数、Object関数)を使って処理し、フローの残りの部分でXML 文字列値を利用できます。