フローにおけるカードのエラー処理の設定
Workflowsのほとんどのカードで、エラー処理用の値を設定できます。
フローのカードの再試行は、「HTTP 429 Too Many Requests
」エラーの結果としてのみ発生します。他のHTTPエラーでエラー処理を設定することはできません。
- 任意のカードの[Other options(その他のオプション)]歯車アイコンをクリックし、[Error handling(エラー処理)]を選択します。
- [Retry(再試行)]ドロップダウンで、エラー発生時にカードを再実行する回数の値を選択します。デフォルト値は
0回
です。 - [After(再試行までの時間)]ドロップダウンで、再試行の間にカードが一時停止する時間の値を選択します。カードが頻繁にエラーを返す場合は、アプリケーションが利用できなくなり、それ以上の中断なくフローを再開できるまでより長い時間がかかるため、数分の時間を選択する必要があります。デフォルト値は
1分
です。 - [Then(エラー時の動作)]ドロップダウンで、カードが実行できなかった場合のカードの動作を選択します。選択肢は、
[Halt Flow(フローの停止)]
、[Return Values(値を返す)]
、[Run another Flow(別のフローを実行)]
です。- Halt Flow(フローの停止):エラーを表示してフローを停止します。
- Return Values(値を返す):エラーを表示してフローを停止しますが、別のフローにカスタムメッセージを送信します。フィールドを追加し、値を入力するか、フローの前の段階で得られる出力をドラッグアンドドロップできます。
- Run another Flow(別のフローを実行):エラーを表示してフローを停止しますが、ヘルパーフローを実行します。ヘルパーフローで入力を受け付ける場合、[Choose Flow(フローの選択)]をクリックし、[Select flow(フローの選択)]ダイアログからヘルパーフローを選択してフローを呼び出します。呼び出されたフローは、ヘルパーフローのカードの[Error(エラー)]出力フィールドを使用して、エラーの詳細情報を取得できます。「親フローについて」を参照してください。
自動再試行の例外
アクションカードが返すHTTPステータスコードによって再試行が停止する場合があります。以下のいずれかのHTTPステータスコードが返された場合、再試行はトリガーされません。
400 | 401 | 402 | 403 |
404 | 405 | 409 | 413 |
421 | 422 | 500 | 503 |
504 |
これらのHTTPステータスコードは通常、別の再試行によってリクエストの結果が変わらないことを示しています。「 HTTPステータスコード」を参照してください。
これらのうちいずれかのHTTPステータスコードが返された後に再試行をするフローを構築する必要がある場合は、If Error関数カードを使用してください。「If Error」を参照してください。