代理送信エイリアスを追加する

Gmailでアカウントの[送信者]代理送信エイリアスを作成します。

このアクションカードを使用するには、初めにGoogle Cloudプロジェクトと、ドメイン全体の権限が委任されたサービスアカウントクライアントをセットアップする必要があります。「 所有権の転送機能のためのアカウントの認可」を参照してください。

オプション

フィールド 定義 タイプ 必須
Google Cloud Platform Project(Google Cloud Platformプロジェクト) ユーザーが属するプロジェクト。

最大で100プロジェクトが表示されます。

オプションとしてメールアドレスによってプロジェクトを指定するには、[Enter Service Account Email(サービスアカウントメールの入力)]を選択します。このオプションを選択すると、[サービスアカウント]フィールドにも同じオプションが設定されます。[サービスアカウント]入力セクションの[メール]フィールドにメールアドレスを入力する必要があります。

失敗が生じてプロジェクトがドロップダウンに表示されないときは、[Enter Service Account Email(サービスアカウントメールの入力)]オプションのみが表示されます。

ドロップダウン TRUE
Service Account(サービスアカウント) ユーザーが属するサービスアカウント。

最大で100サービスアカウントが表示されます。

エラーが生じてアカウントがドロップダウンに表示されないときは、[Enter Service Account Email(サービスアカウントメールの入力)]オプションのみが表示されます。

ドロップダウン TRUE
Alias Type(エイリアスタイプ) アカウントのエイリアス。以下のいずれかのオプションを選択します。
  • [Domain(ドメイン)]:エイリアスはユーザーのプライマリードメイン内に作成されます。

  • [Custom(カスタム)]:エイリアスは別のドメイン内に作成されます。メールドメインの外部でホストされる[送信者]アドレスを構成するときは、ユーザーが外部SMTPサーバー経由でメールを送信できるようにします。

ドロップダウン TRUE

別のドメイン内のアカウントのエイリアスを作成したら、そのアカウントにサインインしてGmailからの確認メッセージを開き、リンクをクリックしてエイリアスを検証します。

入力

フィールド 定義 タイプ 必須
Service Account(サービスアカウント)
メール

サービスアカウントのメールアドレス。

[Google Cloud Platformプロジェクト]または[サービスアカウント]オプションドロップダウンから[Enter Service Account Email(サービスアカウントメールの入力)]を選択した場合、この入力フィールドの値は必須となります。

文字列 TRUE
ユーザー
メール ユーザーのメールアドレス。 文字列 TRUE
Send As(代理送信)
メール エイリアスを使ってメールを送信するための、Fromヘッダーに表示されるメールアドレス。 文字列 TRUE
Display Name(表示名) エイリアスを使ってメールを送信するための、Fromヘッダーに表示される名前。 文字列 FALSE
Reply To Addresses(返信アドレス) エイリアスを使ってメールを送信するための、Reply-Toヘッダーに含まれるメールアドレス。 文字列 FALSE
Signature(署名) Gmail Webユーザーインターフェイスでエイリアスを使って作成されるメッセージに含まれるHTML署名。 文字列 FALSE
Is Default?(デフォルト?) このアドレスがデフォルトの[送信者]アドレスとして選択されているかどうかを示します。取り得る値はtrueまたはfalseです。

アドレスのfalsetrueに変更すると、それ以前の別のデフォルトアドレスでこのフィールドがfalseになります。

ブール値 FALSE
Treat As Alias?(エイリアスとして扱う?) このアドレスがGmailでユーザーのプライマリメールアドレスのエイリアスとして扱われるかどうかを示します。 ブール値 FALSE
SMTP Host(SMTPホスト) SMTPサービスのホスト名。

このフィールドは、[エイリアスタイプ][Custom(カスタム)]オプションが選択されている場合に表示されます。

文字列 TRUE
SMTP Port(SMTPポート) SMTPサービスのポート。

このフィールドは、[エイリアスタイプ][Custom(カスタム)]オプションが選択されている場合に表示されます。

数値 TRUE
SMTP Username(SMTPユーザー名) SMTPサービスによる認証に使用されるユーザー名。

このフィールドは、[エイリアスタイプ][Custom(カスタム)]オプションが選択されている場合に表示されます。

文字列 TRUE
SMTP Password(SMTPパスワード) SMTPサービスを使った認証に使用されるパスワード。

このフィールドは、[エイリアスタイプ][Custom(カスタム)]オプションが選択されている場合に表示されます。

文字列 TRUE
SMTP Security Mode(SMTPセキュリティモード) SMTPサービスによる認証に使用されるパスワード。以下のいずれかのオプションを選択します。
  • Security Mode Unspecified(セキュリティモード未指定)

  • None(なし)

  • SSL

  • STARTTTLS

このフィールドは、[エイリアスタイプ][Custom(カスタム)]オプションが選択されている場合に表示されます。

ドロップダウン TRUE

プライマリドメイン以外のドメインを使用する場合にSMTPフィールドを使用するときは、Gmail設定で[ユーザーごとのアウトバウンドゲートウェイを許可]チェックボックスが選択されていることを確認してください。

Output(出力)

フィールド 定義 タイプ
メール ユーザーのメールアドレス。 文字列
Display Name(表示名) このエイリアスを使ってメールを送信するための、Fromヘッダーに表示される名前。 文字列
Reply To Addresses(返信アドレス) このエイリアスを使ってメールを送信するための、Reply-Toヘッダーに含まれるメールアドレス。 文字列
Signature(署名) Gmail Webユーザーインターフェイスでこのエイリアスを使って作成されるメッセージに含まれるHTML署名。 文字列
Is Default?(デフォルト?) このアドレスがデフォルトの[送信者]アドレスとして選択されているかどうかを示します。 ブール値
Treat As Alias?(エイリアスとして扱う?) このアドレスがGmailでユーザーのプライマリメールアドレスのエイリアスとして扱われるかどうかを示します。この設定は、カスタム送信元エイリアスのみに適用されます。 ブール値
Verification Status(検証ステータス) このメールアドレスが検証され、アカウントの代理人として機能できるかどうかを示します。デフォルトでは、検証ステータスはpendingに設定されます。それ以外の場合は、リソースの作成時に検証ステータスはacceptedに設定されます。 文字列

関連項目

Gmailコネクター

Workflows要素

Gmail APIのドキュメント