Pause
この関数カードはフローを一時停止し、フローの開始に使用されたインターフェイスを使用して入力を返し、再開リクエストに必要なフローの実行IDも返します。
フローを再開するには、特定のURLエンドポイントに、再開する必要がある実行の実行IDを付加し、それを使ってフローを再度呼び出します。このエンドポイントは、フローを起動したのと同様なものです。APIエンドポイントカードの[Event Settings(イベント設定)]ページでエンドポイントを見つけます。ただし、invoke
をresume
に置き換える必要があります。次に、フローを再開してから、URLに/{{EXECUTION_ID}}
を追加します。たとえば、APIエンドポイントが{{< api_endpoint >}}/flo/5f023d66e31808a8ce04954078fabc99/invoke
の場合、フローを再開するエンドポイントは{{< api_endpoint >}}/flo/5f023d66e31808a8ce04954078fabc99/resume/1234SampleExecutionID0987
になります。
「一時停止したフローの再開」を参照してください。
特定の実行の実行IDは、次の2つの場所で見つけられます。
-
APIエンドポイントカード:すべての監視イベントに存在するデフォルト出力フィールドの1つは[実行ID]です。この値は、他のカードへの入力として使用できます。これは、プログラムでフローを再開するため便利な方法です。
-
APIエンドポイントへのリクエストから返される応答のヘッダーにも実行IDが含まれているため、フローを呼び出した元のサービスからもIDを取得できます。
Pause関数は、プログラムで再開されるフローで使用したときのみ動作します。特定の時間だけ、または特定の時間までフローを一時停止するには、Wait ForまたはWait Until関数カードを使用してください。
入力
フローを一時停止するとき、呼び出し元に渡すそれぞれの値について、カスタム入力フィールドを作成します。
出力
再開リクエストとともに、呼び出し元によってフローに返される値のそれぞれについて、対応するカスタム出力フィールドを作成します。これらの出力キーに値を渡すには、リクエストの本文でJSONのキーと値のペアとして送信します。たとえば、X
という名前の出力があるなら、X:Y
を渡すと、X
出力キーにより返される値としてY
を送信できます。