APIエンドポイント

APIエンドポイントカードを使用すると、URLを介して呼び出せるフローを作成できます。

このカードでは、GETPOSTのリクエストメソッドのみがサポートされます。HEADなどの他のリクエストメソッドはサポートされません。

Okta Workflows APIでは、ブラウザーによって開始されたフロー呼び出しで認証済みのオリジン間リソース共有(CORS)を使用できません。CORSプリフライトリクエストはAccess-Control-Allow-Credentials: trueヘッダーを返さないため、資格情報を含むブラウザーリクエストでエラーが発生します。ブラウザーを介して認証済みのAPIエンドポイントを呼び出す必要がある場合は、外部のバックエンドプロキシを介してリクエストを送信してください。

入力

このカードには入力フィールドがありません。

出力

ユーザーは、次の3つのカテゴリを使用してAPIエンドポイントの出力フィールドを作成します。

フィールド 定義 タイプ

raw

headers

HTTPリクエストのヘッダーに含まれている値にアクセスするための、明示的に名前付けされた出力フィールド(「content-type」など)を作成します。

ヘッダーでは通常、大文字と小文字が区別されないため、キャプチャするヘッダーキーはすべて小文字で入力します。

オブジェクト

body

HTTPリクエストの本文に含まれている値にアクセスするための、明示的に名前付けされた出力フィールドを作成します。

これは一般に、POST HTTPリクエストを使用してフローをアクティブ化するときに使用されます。

テキスト

query

HTTPリクエストのクエリパラメーターの後のURL文字列内で送信されるパラメーターにアクセスするための、明示的に名前付けされた出力フィールドを作成します。

たとえば、呼び出しURLがhttps://example.com/example?name=johnの場合は、nameというフィールドを追加して、このフィールドに含まれている「john」という値にアクセスできます。

APIエンドポイントを呼び出すときには、x-okta-workflowsプレフィックスを含むパラメーターを使用してデータを残りのフローに渡さないでください。このプレフィックスは使用できません。

テキスト

関連項目

関数

Workflows要素

APIエンドポイントを使ったフローの呼び出し