monday.comコネクター

このコネクターを使用すると、monday.comライフサイクル管理タスクのユーザープロビジョニングとボード管理を処理できます。

既知の問題と制限事項

APIバージョン

Okta Workflowsmonday.comコネクターは、monday.com APIの最新のデフォルトバージョンをサポートします。「APIバージョン管理」を参照してください。

特定バージョンのAPIを使用する場合は、Custom API Actionカードによって送信されるヘッダーに'API-Version': '<version>'を追加します。(例:'API-Version' : '2023-04')。

これよりも新しいバージョンのmonday.com APIにアップグレードすると、monday.comコネクターでアクションカードを使用するときに予期せぬ動作が発生します。

廃止されたバージョンまたは存在しないバージョンのAPIを使用しても、Custom API Actionカードはエラーを返しません。

APIレート制限

有料のmonday.comアカウントの場合は、APIトークンに読み取りと書き込みを合わせて1分あたり1,000万複雑性ポイントという制限があります。ただし、一部の単一クエリ操作には異なるレート制限がある場合があります。monday.comの複雑性ポイントの構造の 詳細については、「レート制限」を参照してください。

制限に達すると、アクションカードからレート制限超過エラーがスローされます。制限に達するのを回避するには、複数の同時API呼び出しを行わないようにしてください。

再試行

monday.comコネクターは、以下のいずれかのHTTPステータスコードを受信すると、APIアクションを毎分3回再試行します。

  • 429 - Too Many Requests(リクエストの数が多すぎる)

  • 503 - Service Unavailable(サービス利用不可)

  • 504 - Gateway Timeout(ゲートウェイのタイムアウト)

ただし、この再試行ロジックは以下のHTTPステータスコードには適用されません。

  • 400 - Bad Request(不正な要求)

  • 404 - Not Found(見つからない)

  • 500 - Internal Server Error(内部サーバーエラー)

monday.comアカウントの承認

monday.comカードを初めてフローに追加すると、 Okta Workflowsにより接続を作成して構成するよう求められます. この接続はmonday.comアカウントにリンクしてアカウント情報を保存するため、将来のmonday.comフローで接続を再利用できます。このコネクターを使用してフローを作成するたびに認証する必要はありません。「承認」を参照してください。

monday.comコネクターのアクションカード

アクション

説明

ボードへのユーザーの追加

ユーザーを所有者またはサブスクライバーとしてmonday.comのボードに追加します。

ボードのアーカイブ

monday.comのボードをアーカイブします。

ボードの作成

monday.comのワークスペース内にボードを作成します。

Custom API Action

monday.com APIに対してカスタムの認証済みHTTP呼び出しを行います。

ボードの削除

monday.comのボードを削除します。

ボードからのユーザーの削除

ユーザーをmonday.comのボードから削除します。

ボードの一覧表示

monday.comの選択したワークスペースにあるすべてのボードを一覧表示します。

ボードの読み取り

ボードIDを使用してmonday.comのボードの情報を取得します。

ユーザーの読み取り

ユーザーのIDまたはメールアドレスを使用してmonday.comからユーザー情報を読み取ります。

ユーザーの検索

ファジー検索または特定のユーザータイプを使用してmonday.comのユーザーを検索します。