Download Attachment(添付ファイルのダウンロード)
システムIDを使用して、ServiceNowからファイルのコンテンツをダウンロードします。
入力
フィールド | 定義 | タイプ | 必須 |
---|---|---|---|
添付ファイル |
|||
System ID(システムID) |
添付ファイルのsys_id値。通常、インシデントのURLにはこの値が含まれます。 たとえば、URLがhttps://instance.service-now.com/api/now/attachment/615ea769c0a80166001cf5f2367302f5であれば、sys_idの値は615ea769c0a80166001cf5f2367302f5となります。 |
テキスト |
TRUE |
出力
フィールド | 定義 | タイプ |
---|---|---|
ファイル |
||
File Content(ファイルコンテンツ) |
添付ファイルのコンテンツ。 |
ファイル |
Size(サイズ) |
添付ファイルのサイズ(バイト単位)。 |
数値 |
Name(名前) |
添付ファイルのファイル名。 |
テキスト |
Type(タイプ) |
ダウンロードされたオブジェクトのタイプ。例:file。 |
テキスト |
Content Type(コンテンツタイプ) |
ファイルのコンテンツタイプで、マルチパートのアップロードではメッセージ本文に含まれます。 |
テキスト |
Table Name(テーブル名) |
ファイルをダウンロードした元のテーブルの名前。 |
テキスト |
Table System ID(テーブルのシステムID) |
ファイルのダウンロード元として指定されたテーブルの、レコードのsys_id値。 |
テキスト |
State(状態) |
添付ファイルをダウンロードした元のインシデントの状態。 |
テキスト |
Hash(ハッシュ) |
添付ファイルの128ビット(16バイト)のハッシュ値で、32桁の16進数値で表されます。 |
テキスト |
Created Date Time(作成日時) |
添付ファイルが作成された日時。 例:2019-05-21 04:12:21 |
日時 |
Updated Date Time(更新日時) |
添付ファイルが最後に更新された日時。 例:2019-06-15 09:05:43 |
日時 |
一般的ユースケース
フローでDownload Attachmentカードを正しく使用するには、[System ID(システムID)]入力フィールドにシステムIDの値を入力します。このカードが含まれるフローが実行されると、指定したファイルがWorkflowsのファイルシステムからダウンロードされます。後からファイルにアクセスするには、[Content Type(コンテンツタイプ)]出力フィールドを使用します。
ServiceNowの設定
ServiceNowインスタンスでは、次の設定によってDownload Attachmentカードのパフォーマンスが制限されることがあります。
-
[REST Attachment API request timeout(REST Attachment APIリクエストのタイムアウト)]:この設定を見つけるには、trasaction quota(トランザクションクォータ)を検索します。タイムアウト値の設定が短すぎる場合、APIがタイムアウトエラーを返すことがあります。
-
[Maximum file attachment size in megabytes(添付ファイルの最大サイズ(MB))]:attachment limits(添付ファイルの制限)を検索します。通常、デフォルトの制限は1024 MBです。この設定は変更できますが、ファイルサイズを2 GBより大きくすることはできません。「Workflowsのシステム制限」を参照してください。