Bluetoothを使って別のAndroidデバイスにOkta Verifyアカウントを追加する
Okta Verifyをすでに利用していて、別のAndroidデバイスでも認証に同じアカウントを使いたいときは、Bluetoothを使ってデバイスを同期させます。これにより、エンドユーザーダッシュボードにサインインすることなく別のデバイスに既存のOkta Verifyアカウントを直接追加できます。
開始する前に
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最新バージョンのOkta Verifyを使用します。App Storeでアップデートを確認します。
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Okta VerifyアカウントでOkta FastPassが有効化されている必要があります。
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新しいデバイスでは、生体認証を有効にする必要があります。設定アプリを調べて確認してください。
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新旧両方のデバイスにBluetoothが搭載され、オンになっていることを確認します。
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古いデバイスでOkta Verifyを開き、アカウントに警告やエラーがないことを確認します。「AndroidデバイスでOkta Verifyアカウントの問題を解決する」または「iOSデバイスでOkta Verifyアカウントの問題を解決する」を参照してください。
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デバイスのAndroidのバージョンが11以降の場合は、電話の設定でロケーションをオンにします。Androidのドキュメントを参照してください。
Oktaでは、デバイスのロケーションは収集、使用されません。Okta Verifyでは、Bluetoothを使って2台のデバイスを同期させるためにロケーションが必要となります。詳しくは、Androidのドキュメントを参照してください。
このタスクを開始する
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すでにOkta Verifyアカウントがあるデバイスで手順を開始します。Okta Verifyを開き、新しいデバイスのセットアップに必要なコードを生成します。デバイスの種類別の手順に従います。
Android
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アカウントをタップします。
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[Account details(アカウントの詳細)]ページで[Add account to another device(別のデバイスにアカウントを追加する)]をタップします。
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生体認証で認証を行い、プロンプトが表示されたらBluetoothを許可します。
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「 Allow Okta Verify to find, connect to, and determine the relative position of nearby devices?(近隣デバイスの相対位置の検出、特定、またはそのデバイスへの接続をOkta Verifyに許可しますか?)」というメッセージが表示されたら、もう一度[Allow(許可)]をタップします。一部のデバイスでは、「Allow Okta Verify to access this device’s location(このデバイスのロケーションへのアクセスをOkta Verifyに許可しますか?)」という別のメッセージが表示されます。Oktaでは、デバイスのロケーションは収集されません。Okta Verifyでは、Bluetoothを使って2台のデバイスを同期させる場合にのみこのロケーションが一時的に使用されます。詳しくは、Androidのドキュメントを参照してください。
iOS
macOS
Windows
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アカウントをタップまたはクリックします。
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[Add account to another device(別のデバイスにアカウントを追加する)]をタップまたはクリックします。
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生体認証で認証を行い、プロンプトが表示されたらBluetoothを許可します。
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「A one-time Bluetooth connection is used to add your account from one device to another(デバイスから別のデバイスにアカウントを追加するためにワンタイムBluetooth接続が使用されます)」というメッセージが表示されたら、[OK]をタップまたはクリックします。
QRコードおよび数値と文字のコードが表示されます。これを簡単に利用できるようにしておいてください。このコードは後で必要になります。
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AndroidデバイスにOkta Verifyをインストールします。
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アプリを開き、[Add account from another device(別のデバイスのアカウントを追加する)]をタップします。
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Bluetooth接続を使ってOkta Verifyが別のデバイスのアカウントを追加できるようにするには、[Allow(許可)]をタップします。Bluetoothがまだ有効化されていない場合、権限が付与されていればOkta Verifyが代わりにこれをオンにします。「An app wants to turn on Bluetooth(アプリがBluetoothをオンにすることを求めています)」というメッセージが表示されたら、[Allow(許可)]をタップします。
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アカウントをセットアップします。このステップでは、最初のステップでOkta Verifyが生成したコードが必要になります。
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元のデバイスに表示されたQRコードをスキャンします。[Scan QR code(QRコードをスキャン)]をタップし、別のデバイスに表示されたQRコードにカメラを向けます。
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デバイスがQRコードをスキャンできないときは、[Enter Code Manually(コードを手動で入力)]をタップします。表示された8桁のコードをもう一方のデバイスのブラウザーに入力します。
アカウントのセットアップに成功すると、6桁のPINが表示されます。
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適切なデバイスとペアリングしていることを確認します。新しいデバイスのOkta Verifyに表示された6桁のPINを、もう一方のデバイスのOkta Verifyに入力します。
他人から教えられたPINを入力しないでください。
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新しいデバイスでプッシュ通知または生体認証を有効にするには、プロンプトに応じて権限を付与します。アカウントのセットアップに成功すると、確認メッセージが表示されます。
- [Done(完了)]をタップしてアカウントのセットアップを完了します。
新しいデバイスでもOkta Verifyを使ってサインインできるようになります。