属性レベルのソーシングについて
属性レベルのソーシングでは、個々のユーザー属性に対して異なるプロファイルソースを指定することができます。この機能を使用しない場合、ユーザーの属性はすべて1つのプロファイルソースで提供されます。
Oktaユーザーのプロファイルソースは通常、Active DirectoryのようなディレクトリサービスやWorkdayのようなアプリです。複数のディレクトリやアプリを使用している場合は、プロファイルソースに優先順位をつけて、ユーザーの属性が割り当てに応じて異なるソースから提供されるようにすることができます。属性レベルソーシングでは、さらに一歩進んで、ユーザー属性に対して異なるプロファイルソースを指定することができます。
たとえばOktaのユーザーは、名、姓、部署などのプロファイル属性をWorkdayから調達することができます。属性レベルソーシングでは、phone number(電話番号)やemail address(メールアドレス)をActive Directoryから調達し、personal email address(個人のメールアドレス)やpreferred display name(好みの表示名)をOktaから調達して、エンドユーザーが管理することができます。
プロファイルソーシングはOktaのユーザープロファイルにのみ適用され、アプリのユーザープロファイルには適用されません。
属性レベルのソーシングを完了するには、以下のタスクを実行します。
- アプリをプロファイルソースにします。「アプリをプロファイルソースにする」を参照してください。
- 属性プロファイルソースを定義します。「属性プロファイルソースを定義する」を参照してください。
- プロファイル属性をマップします。「プロファイル属性をマップする」を参照してください。