Find Pattern
テキストで、パターンに一致する最初の場所を探します。
入力フィールド
-
look in:検索元となるテキスト。
-
look for:検索で探すテキスト、またはパターン。パターンは、正規表現と呼ばれる標準のパターン形式に従う必要があります (以下の詳細を参照)。
出力フィールド
- position:最初に一致する場所の先頭の位置で、0は元の文字列の先頭を表します。一致するものが見つからなかった場合、-1を返します。
パターンのオプション
Find関数とは異なり、Find Pattern関数では正規表現もサポートされています。正規表現の例を以下に示します。
-
\w
:任意の英数字 (例:文字または数字) を探します -
\s
:任意の空白文字 (例:空白またはタブ) を探します -
\d
:任意の数値の桁を探します -
[1-5]
:1から5までの数字を探します -
[aeiou]
:a、e、i、o、uのいずれかの文字を探します -
hello|test
:「hello」または「test」を探します -
colou?r
:「color」または「colour」を探します (?
は、前の要素が0個または1個存在することを示します) -
\d{5}
:5つの連続する数値の桁を探します ({数値}
は、前の要素がその数値の回数だけ連続することを示します) -
[^\w]
:英数字ではない任意の文字を探します。任意の他のパターンの前にnot演算子^
を追加できます。たとえば[^a]
はa
以外の任意の文字を探し、[^\d{3}]
は3桁の連続する数値以外のすべてを探します
.
、+
、*
、\
など多くの文字には、正規表現において特別な意味があります。これらの文字を検索するには、その文字の前に\
を置く必要があります。たとえば、次のようにします。
\.
:ピリオドを探します
上記の任意のパターンは、固定のテキストと組み合わせできます。たとえば、次のようにします。
test\.\d{3}
:「test」という単語の後にピリオドがあり、その後に3つの数字の桁が連続している場所を探します
例:
単純な検索の場合、Find PatternはFindと同じに動作します。
look intesting_123
の場合
-
look for
test
-> position0
(先頭に見つかる) -
look for
ing
-> position4
(4は4番目の文字の後、5番目の位置から開始することを示す) -
look for
hello
-> position-1
(一致が見つからない) -
look for
\d
-> position8
(最初の数字) -
look for
\w_\d
-> position6
(任意の文字、アンダーライン、任意の数字の並び) -
look for
esting_\d{3}
-> position1
(「esting_」の後に任意の3桁の数字)
Find Patternは多くの場合、Text Segmentと組み合わせ、パターンに一致するテキストを取得するため使用されます。