Replace Patterns
複数のパターンのいずれかを探し、単一の値に置き換えます。単一のテキストまたはパターンを探す検索と置き換えには、Replaceを代わりに使用してください。
入力フィールド
-
look in :元になる完全なテキスト。
-
replace with:見つかったインスタンスを置き換えるテキストで、削除する場合は空のままにします (空文字列と置き換えます)。
-
all instances:
True
に設定すると、一致する場所がすべて置き換えられます。False
に設定すると、見つかった最初の場所のみが置き換えられます。 -
case sensitive:
True
に設定した場合、パターンは大文字/小文字の区別も含めて正確に一致する必要があります。False
なら、Test
はtest
、TEST
、tEsT
にも一致します。 -
patterns:単一のテキストやパターンを検索するReplace関数とは異なり、patternsでは検索する複数のテキストやパターンを追加でき、それらがすべて同じreplace withテキストに置き換えられます。検索する追加のパターンのそれぞれについて、[patterns (パターン)] セクションに新しい入力を追加します。各入力の名前は無視されます。
出力フィールド
- result text:置き換えが行われた後のテキスト。 patterns のテキストが見つからない場合、result textは look in入力と同じテキストです。
使用例
この関数は、大きなlook inテキストから文字の組を取り除くために使用できます。このためには、取り除くそれぞれの文字列ごとに1つのフィールドを[patterns (パターン)]セクションに追加し、[replacement (置き換え)] を空白のままにします。
この関数を使用して、テキストの特定の文字をアスタリスクに置き換え、情報を隠すことができます。
パターンのオプション
各パターンには単純なテキストも、正規表現と呼ばれる標準のパターン形式を使用する複雑なパターンも使用できます。正規表現の例を以下に示します。
-
\w
:任意の英数字 (例:文字または数字) を探します -
\s
:任意の空白文字 (例:空白またはタブ) を探します -
\d
:任意の数値の桁を探します -
[1-5]
:1から5までの数字を探します -
[aeiou]
:a、e、i、o、uのいずれかの文字を探します -
hello|test
:「hello」または「test」を探します -
colou?r
:「color」または「colour」を探します (?
は、前の要素が0個または1個存在することを示します) -
\d{5}
:5つの連続する数値の桁を探します ({数値}
は、前の要素がその数値の回数だけ連続することを示します) -
[^\w]
:英数字ではない任意の文字を探します。任意の他のパターンの前にnot演算子^
を追加できます。たとえば[^a]
はa
以外の任意の文字を探し、[^\d{3}]
は3桁の連続する数値以外のすべてを探します
.
、+
、*
、\
など多くの文字には、正規表現において特別な意味があります。これらの文字を検索するには、その文字の前に\
を置く必要があります。たとえば、次のようにします。
\.
:ピリオドを探します
上記の任意のパターンは、固定のテキストと組み合わせできます。たとえば、次のようにします。
test\.\d{3}
:「test」という単語の後にピリオドがあり、その後に3つの数字の桁が連続している場所を探します
他のパターンの例については、Find Patternを参照してください。