Okta Identity Engine本番環境リリースノート

バージョン2026.41.0。 2026年10月12日にデプロイされました。

一般利用可能な機能

デバイス保証のOSバージョン更新

デバイス保証ポリシーで、次のOSバージョンがサポートされるようになりました。

  • macOS 27.0.1
  • macOS 26.7.1
  • macOS 15.8.1
  • iOS 27.0.1
  • iOS 26.7.1
Sign-In Widget、バージョン7.50.0

このリリースの詳細については、「Sign-In Widgetのリリースノート」を参照してください。ウィジェットの詳細については、「Okta Sign-In Widget」を参照してください。

Adaptive MFAで利用可能なNFC Authenticator

NFC Authenticatorが、Adaptive MFAを使用しているorgでも利用できるようになりました。フロントラインワーカー(現場従業員)は、共有のWindowsワークステーションでNFCバッジをリーダーにタップし、PINを入力することで、Oktaで保護されたアプリにサインインできます。「NFC Authenticatorを構成する」参照してください。

ユーザー検証のためのセキュリティキーのPINサポート

YubiKeyなどのセキュリティキーを最初にPINなしで登録したユーザーが、後から外部でPINを構成した場合、ポリシールールでデバイスのパスコードまたは生体認証が必要になったときに、正常に認証できるようになりました。

SnowflakeからAIエージェントをインポートする

Snowflakeで構築されたAIエージェントを、Oktaから直接インポートおよび管理できるようになりました。「AIエージェントのインポート」を参照してください。

パスキー(FIDO2 WebAuthn) Authenticatorがデフォルトで有効に

フィッシング耐性のあるAuthenticatorによる保護を初期段階から確保するため、パスキー(FIDO2 WebAuthn)Authenticatorが、新しく作成されたすべてのorgでデフォルトで利用可能になりました。所有と生体認証または知識ベースの要素を併せ持つパスキー(FIDO2 WebAuthn)は、フィッシング耐性、ユーザーのプレゼンス状態の要件を満たします。「パスキー(FIDO2 WebAuthn)Authenticatorを構成する」を参照してください。

WorkatoからAIエージェントをインポートする

Workatoで構築されたAIエージェントを、Oktaから直接インポートおよび管理できるようになりました。「AIエージェントのインポート」を参照してください。

Radius Agentバージョン2.28

このバージョンでは、デフォルトのクライアントアクセス動作が変更されます。このバージョン以降、 新規インストール用のクライアントIPの許可リストを構成してRADIUS接続を受け入れる必要があります。「Okta RADIUS Serverエージェントのバージョン履歴」を参照してください。

Fleetのエンドユーザー登録のプロビジョニング

Fleetのエンドユーザー登録の統合で、プロビジョニングが利用できるようになりました。 「Fleetエンドユーザー登録をOktaと統合する」を参照してください。

Pipedriveのプロビジョニング

Pipedrive統合で、プロビジョニングが利用できるようになりました。「PipedriveとOktaを統合する」を参照してください。

アプリブランディングの移行

現在、 Identity Engineにアップグレードすると、org全体がグローバルレベルでアップグレードされます。テナントをアップグレードする前に、すべてのアプリのカスタマイズと統合を準備し、アップグレード後のorgを再構成する必要があります。問題が発生した場合は、アップグレード全体をロールバックする必要があります。

アプリブランディングの移行機能を使用すると、対象となるorgは、Classic Engineのカスタマイズとブランドを維持しながら、アプリごとにIdentity Engineのステージング、プレビュー、デプロイを行うことができます。重要度が高く、トラフィックの多いアプリから確実にアップグレードし、重要度の低いアプリは後回しにすることができます。何らかの問題が発生した場合は、影響を受けるアプリのみのロールバックが必要になります。「アプリブランディングの移行」を参照してください。

SharePoint Server Subscription Editionのサポート

Oktaは、ユーザー認証においてSharePoint Server Subscription Editionをサポートするようになりました。

パスキー登録を促すプロンプト

サインイン時にエンドユーザーにパスキーAuthenticatorの登録を促す、パスキー登録プロモーションのナッジを設定できるようになりました。このナッジは、パスキーAuthenticatorがオプションである場合にのみ適用され、スキップしたユーザーは別のAuthenticatorでサインインできます。このプロンプトが再表示される頻度と、ユーザーがスキップできる回数を制御できます。この回数を超えると、Oktaはプロンプトの表示を停止します。Authenticator登録ポリシーを作成するを参照してください。

ADおよびLDAPエージェントの中断に関するメール通知

システムメール通知に、Active DirectoryおよびLDAPエージェントの中断と復旧に関するオプションが含まれるようになりました。管理者は、エージェントが中断および復旧したときにメールアラートを受信するように管理コンソールで通知を有効にできます。

ユーザー識別ポリシー

管理者は、ユーザー識別ポリシーのルールを管理して、Okta FastPassでサインイン(Sign in with Okta FastPass)ボタンをorg全体で一元的に設定するのではなく、アプリごとに表示するかどうかを制御できるようになりました。これにより、Okta FastPassの展開中にパイロットグループを管理しやすくなり、個々のアプリのサインインエクスペリエンスを調整できるようになります。「ユーザー識別ポリシーにルールを追加する」を参照してください。

Zendeskアプリ統合の更新

OktaのZendeskアプリ統合では、プロビジョニングにBasic認証ではなくOAuth 2.0を使用するようになりました。Zendeskのプロビジョニングを使用している場合は、プロビジョニングの失敗を防ぐため、2027年4月29日までに管理コンソールでAPI接続を再認証してください。2026年10月26日以降、新しいZendeskアプリインスタンスではOAuth 2.0が必須化されます。この変更は、SSOには影響しません。「ZendeskをOktaと統合する」を参照してください。

Active Directory用のPowerShellスクリプト

管理者は、Active Directory Agentを使用してオンプレミスのActive Directory環境でカスタムPowerShellスクリプトを実行し、カスタムライフサイクル管理機能に対応できるようになりました。構成が完了すると、管理者はOktaパブリックAPIを使用してOkta Workflowsを介してスクリプトを呼び出せます。「Active DirectoryでPowerShellスクリプトを有効にして構成する」および「ADエージェントでリモートスクリプトを呼び出す」を参照してください。

カスタムプロバイダー向けのテレフォニーのステータスコールバック

Oktaは、カスタムテレフォニープロバイダーからの配信ステータスの更新をシステムログに記録するようになりました。管理者が管理コンソールからカスタムプロバイダーを構成すると、Oktaは system.sms.receive_statusイベントと system.voice.receive_statusイベントをログに記録します。管理者はこれらのイベントを利用して、 SMSメッセージや音声通話がユーザーに届いているかどうかを確認したり、プロバイダーの資格情報の問題をトラブルシューティングしたりすることができます。「テレフォニープロバイダーを構成する」を参照してください。

早期アクセス機能

OINコミュニティー統合

新しいアプリは、Oktaによる統合が提供される前にリリースされることが多く、管理者はロールアウトを延期するか、シングルサインオンや自動プロビジョニングを利用せずにアプリを実行せざるを得ません。このギャップは、コミュニティー統合で解消できます。OktaはアプリケーションのパブリックAPIを使用して統合を構築し、追加料金なしでOkta Integration Networkに公開します。新しい統合はまずコミュニティープレビューとして提供され、Preview Orgにインストールしてテストできます。お客様がご自身の本番orgでこれを実行すると、「コミュニティにより検証」となり、どのorgにもインストールできるようになります。不足している統合を数か月ではなく数日で入手してテストでき、本番環境で使用できる準備が整っているかどうかを、自社でのテスト結果に基づいて判断できます。「コミュニティー統合」を参照してください。

アクセス認定キャンペーンのステージングのための新しいシステムログイベント

システムログには、アクセス認定キャンペーンのステージングのために以下のイベントが記録されるようになりました。

  • certification.campaign.stage.start:このイベントは、キャンペーンのステージングプロセスが開始するとログに記録されます。

  • certification.campaign.stage.end:このイベントは、キャンペーンのステージングプロセスが終了するとログに記録されます。outcome.resultフィールドは、キャンペーンスナップショットが正常に作成されるとSUCCESSを報告し、ステージングプロセス中にエラーがあった場合はFAILUREを報告します。

「イベントタイプ」を参照してください。

CursorからAIエージェントをインポートする

Cursorで構築されたAIエージェントを、Oktaから直接インポートおよび管理できるようになりました。「AIエージェントのインポート」を参照してください。

ITPのセルフサービス登録ポリシー

セルフサービスでのサインアップは、不正行為につながりやすい傾向があります。これは、使い捨てメールアドレスや特定のネットワークを利用する攻撃者が、検知されずに登録できてしまう可能性があるからです。新しいセルフサービス登録ポリシーをユーザープロファイルポリシー(User Profile Policies)ページで設定することで、Identity Threat Protection(ITP)のお客様は、使い捨てメールアドレスのドメインや特定のネットワークゾーンからのサインアップ試行を自動的に拒否するルールを作成できるようになりました。この機能は、ボット防御と連携し、Oktaが拡充を進める攻撃防御機能の一環として提供されます。 これにより、管理者は偽のアカウントを減らし、セルフサービス登録フローをより適切に管理するための手段がもう1つ得られます。「セルフサービス登録」を参照してください。

Office 365向けの増分インポートがプレビュー版でEAとして提供開始

管理者は、Microsoft Office 365およびOffice 365 GCC Highのアプリ統合について、増分インポートをスケジュールして実行できるようになりました。

修正事項

  • macOS上のSafariに埋め込まれたSign-In Widgetを使用してサインインを試みたユーザーが、認証を完了できない問題が発生していました。(OKTA-1199687)

  • 管理対象のChromeOSデバイスのユーザーが アカウント設定(Account Settings)ページからAuthenticatorの登録を試みたり、パスワードのリセットを試みたりすると、内部サーバーエラーが発生していました。(OKTA-1199888)

  • サインイン時にOkta Verifyによるユーザー検証が失敗した場合、orgのポリシーでデバイスのパスコードが許可されていても、生体認証が必要であることを示すエラーメッセージが表示されていました。(OKTA-1250688)

  • 基本機能であるデバイスポスチャチェック有効になっているものの、関連するリリースフラグが有効になっていないorgでは、デバイスポスチャチェックのOAuthスコープを使用する開発者に認可エラーが発生していました。(OKTA-1265907)

  • アクセス認定キャンペーンのステージングプロセスが開始したときに、certification.campaign.launchシステムログが誤ってトリガーされていました。(OKTA-1268484)

  • エンタイトルメントの割り当て解除によって中断されたインポートを再開した際、インポートマトリックスに更新後のユーザー数が正しく反映されず、実際に処理されたユーザー数ではなく0と表示されていました。(OKTA-1272163)

  • 一部のpolicy.rule.updateイベントがシステムログに表示されませんでした。(OKTA-1273973)

  • Sign-In Widgetの一部のエラーメッセージが正しくフランス語に翻訳されていませんでした。(OKTA-1277043)

  • 単一の証明書機能が有効な状態でデバイス管理用の認証局を追加した管理者に、検証エラーが発生していました。(OKTA-1287408)

  • 管理者がエンタイトルメントをローカルで削除した場合に、ロールやリソースセットの更新内容が同期されていませんでした。(OKTA-1289782)

Okta Integration Network

ドキュメントの更新

Oktaのリリースバージョン表記の変更

10月より、Oktaのリリースバージョン表記が「年.月」から「年.週」に変更されました。たとえば、「2026.10.0」は今後、「2026.41.0」と表記されます。ここで、「41」はデプロイメントが行われる週を示します。詳細については、 ナレッジベースの記事を参照してください。