一般的なカスタマイズ設定を構成する

カスタマイズ設定により、エンドユーザーエクスペリエンスが決まります。これらの設定には、基本的なアカウント管理、言語設定、サインインページとエラーページ、アプリのリダイレクトが含まれます。

このタスクの管理者ロールについて

スーパー管理者またはorg管理者であるか、カスタマイゼーション権限があるロールを持っている必要があります。管理者コンソールで、[Customizations(カスタマイズ)] [Other(その他)]に移動します。

マルチブランドカスタマイゼーションを有効にしてある場合、一部のタスクについては、次の表に示すように、ナビゲーションが異なります。

タスク

説明

個人情報とパスワード管理をカスタマイズする

ユーザーが個人情報とパスワードを管理できる外部アプリケーションを提供している場合は、このセクションでそのアプリケーションへのリダイレクトリンクを追加できます。

オプションのユーザーアカウントフィールドを構成する エンドユーザーは、パスワードのリセットとアカウント作成の通知のために予備のアドレスを入力できます。この機能を有効化する場合、Active Directoryソースのユーザーは次回サインイン時に、予備Eメールの入力を求められます。
Okta User Communicationを構成する ユーザーエクスペリエンスのフィードバックを要求するOkta Communicationを受信しない場合は、このセクションを編集します。[Opt out of Okta User Communication for this Org(このorgのOkta User Communicationのオプトアウト)]を選択します。
デプロビジョニングワークフローを有効にする デプロビジョニングタスクマネージャーを有効にする場合は、このセクションを編集します。このタスクマネージャーは、手動でデプロビジョニングする必要があるすべてのアプリを追跡し、管理者ダッシュボードに一覧表示します。
ジャストインタイムプロビジョニングを有効化 すべてのSAMLアプリ、すべてのADインスタンス(代理認証が選択されている場合)、およびすべてのデスクトップシングルサインオン構成に対してorgレベルでジャストインタイム(JIT)プロビジョニングを有効にする場合は、このセクションを編集します。
Okta Browser Pluginを構成する Okta Browser Pluginのインストールとアップグレードのほか、一部のブラウザーの動作を管理します。
IFrameの埋め込みを有効にする orgがOktaをiFrameに埋め込む予定の場合は、このセクションを編集してチェックボックスを選択します。
再認証の設定を構成する デフォルトでは、エンドユーザーの認証は、プロファイル情報の編集、パスワードの変更、またはMFAの更新から5分後に期限切れになります。設定を15分に変更する場合は、このセクションを編集します。
表示言語を構成する

このセクションを編集し、[Language(言語)]ドロップダウンボックスを使用して、orgの表示言語を指定します。エンドユーザーの個人用言語設定は、org全体の表示言語を上書きします。「Orgの表示言語」を参照してください。

マルチブランドカスタマイゼーションを有効にしてある場合、この構成は移動されています。

  1. [Customizations(カスタマイズ)][Brands(ブランド)]に移動し、必要なブランドを選択します。
  2. [Settings(設定)]をクリックします。
サインインページのラベルをカスタマイズする

サインインウィジェット上の見出し、フィールドのラベル、ヘルプリンクのテキストをカスタマイズして、パスワードとユーザーIDの表示設定を変更します。

サインアウトページをカスタマイズする

ユーザーがOktaからサインアウトするときに、カスタムページにリダイレクトします。

Oktaの読み込みページを無効化する

ユーザーがカスタムアプリケーションにリダイレクトされたときに表示されるデフォルトのOktaの読み込みアニメーションを無効にする場合は、このセクションを編集します。

マルチブランドカスタマイゼーションを有効にしてある場合、この構成は移動されています。

  1. [Customizations(カスタマイズ)][Brands(ブランド)]に移動し、必要なブランドを選択します。
  2. [Settings(設定)]をクリックします。
カスタムアプリケーションエラーページを構成する エンドユーザーが自分に割り当てられていないアプリにアクセスしようとした場合、デフォルトのOkta URLまたはお客様が提供するカスタムURLにリダイレクトさせることができます。

アクセス拒否エラーメッセージをカスタマイズする

ユーザーがアプリケーションへのアクセスを拒否されたときにOkta Sign-in Widgetに表示されるエラーメッセージのテキストをカスタマイズします。

デフォルトのアプリリダイレクトをセットアップする エンドユーザーがURLにアクセスし、ターゲットアプリが不明な場合、カスタムページにリダイレクトします。
最近使用したアプリケーション ユーザーは、最近使用したアプリをOkta End-User Dashboardの別のセクションに表示するかどうかを選択できます。
Okta End-User Dashboardへのアクセスを制御する ユーザーのOkta End-User Dashboardへのアクセスと移行を構成します。新しいOrganizationは、デフォルトで最新のダッシュボードを使用します。
表示オプション このセクションを編集して、orgのURLロゴを変更したり、Oktaホームのフッターを構成したり、オンボーディング画面を構成したりします。Oktaホームのフッターを無効にすると、Okta End-User Dashboardの下にある[Help(ヘルプ)]ボタンと[request app(アプリをリクエスト)]ボタンが削除されます。Oktaのオンボーディング画面を無効にすると、ユーザーがプラグインをインストールした後に表示される[Getting started with the Okta Browser Plugin(Okta Browser Pluginの使用を開始する)]バナーと[Welcome to your Okta Dashboard(Okta Dashboardへようこそ)]ウォークスルーが削除されます。

関連項目

Oktaでホストされるカスタムのサインインページを構成する

カスタムエラーページを構成する