バックアップと復元
Access Gatewayアプライアンスおよび構成のバックアップは、データ損失、ダウンタイムなど、ビジネスに不要な悪影響を未然に防ぐ保護手段です。
ベストプラクティスは、次の両方のバックアップ方法を使用することです。
- 仮想環境ベースのバックアップ:VMwareやVirtualBoxなどのハイパーバイザー製品に組み込まれている機能を使用してイメージベースのバックアップを作成します。イメージベースのバックアップの利点は、Access Gatewayアプライアンスと仮想マシン全体をバックアップできることです。
- Access Gatewayベースのバックアップと復元:これにより、Oktaテナント(IdP)、アプリケーション、データストア、およびロギングを含む現在のシステム構成のバックアップを作成します。
バックアップ
Access Gatewayの構成をローカルディスクにバックアップする方法:
- Access Gateway インスタンスに移動します。
- [Logs and Backups(ログおよびバックアップ)]タブを選択します。
- 使用可能なバックアップリストからバックアップを選択し、関連する[Actions(アクション)] > [Download(ダウンロード)]ボタンを選択します。
- [Create password(パスワードの作成)]フィールドにバックアップを暗号化するために使用するパスワードを入力します。
- [Confirm password(パスワードの確認)]フィールドにパスワードを再度入力し、暗号化に使用するパスワードを確認します。
- [Continue(続行)]をクリックしてバックアップを作成し、ダウンロードします。
- バックアップをローカルディスクに保存します。
復元
ローカルディスクに保存されたバックアップから構成を復元する方法:
- Access Gateway インスタンスに進み、Access Gateway 管理者 UI コンソールを開きます。
- [Logs and Backups(ログおよびバックアップ)]タブを選択します。
- [Backups(バックアップ)]ペインを選択します。
- [Restore from local file(ローカルファイルから復元する)をクリックします。
- バックアップファイルの保存場所に移動し、そのファイルを選択します。
- バックアップファイルの暗号化に使用するパスワードを入力します。[Continue(続行)]をクリックし、Access Gateway管理者インスタンスにバックアップをアップロードします。
- [Restore(復元)]をクリックして構成の復元が開始すると、進捗インジケーターが表示されます。
- 復元操作が完了したら、[Refresh(更新)]をクリックします。「バックアップに関するよくある質問」をご参照ください。