スマートカードIDプロバイダーを追加する

スマートカードをIDプロバイダー(IdP)として追加し、その設定を構成します。これにより、エンドユーザーは自分の個人ID検証(PIV)または共通アクセスカード(CAC)の資格情報を使用してサインインできるようになります。

スマートカードIdPを追加する

  1. Admin Console[Security(セキュリティ)][Identity Providers(IDプロバイダー)]に移動します。

  2. [Add Identity Provider(IDプロバイダーを追加)]をクリックします。
  3. [Smart Card(スマートカード)]を選択して[Next(次へ)]をクリックします。[スマートカードIdPを構成]ページが開きます。

スマートカードIdPを構成する

[スマートカードIdPを構成]ページで、以下の設定を構成します。

フィールド

Name(名前)

IdPの名前を入力します。エンドユーザーがサインインすると、この名前が表示されます。

Upload certificate chain files(証明書チェーンファイルをアップロード)

証明書ファイルをアップロードして証明書チェーンを構築します。証明書ファイルは.pemまたは.der形式でなければなりません。

すべてのファイルをアップロードして[Build certificate chain(証明書チェーンを構築)]をクリックします。チェーンとその証明書が表示されます。

現在のチェーンを新しいものと入れ替えるには、[Reset certificate chain(証明書チェーンをリセット)]をクリックします。

IdP Username(IdPユーザー名)

IdPユーザー名として使用するスマートカード属性をドロップダウンメニューから選択します。Okta式言語を使用してカスタムユーザー名を定義することもできます。「スマートカードのidpUser式」と「」を参照してください。

Match against(照合対象)

ドロップダウンメニューからOkta属性を選択します。Okta内の既存のユーザーを見つけるために[IdP username(IdPユーザー名)]とこの値が照合されます。

This Smart Card IdP is(このスマートカードIdPのセキュリティ特性)

このスマートカードIdPに関連付けられているセキュリティ特性を選択します。オプションは[PIN protected(PIN保護)]と[Hardware protected(ハードウェア保護)]です。

Oktaはこれらの特性を使用し、ポリシーでこのIdPがユーザーにどのようにプロンプト表示されるかを決定します。

これらの設定を構成したら、[Finish(完了)]をクリックします。[IDプロバイダー]ページのリストにスマートカードIdPが表示されます。

次の手順

スマートカードまたはPIVカード構成をテストする