Okta Privileged Access向けにCygwinを構成する
WindowsユーザーはCygwinをインストールできます。これにより、Linuxオペレーティングシステムと同様の機能を提供するGNUとオープンソースツールを利用できるようになります。Okta Privileged Accessと正常に連携させるには、Cygwinと連携するようにProxyCommandを構成する必要があります。
はじめに
- Cygwinをダウンロードしてインストールします。
- Cygwin向けのopensshパッケージをインストールします。
- Okta Privileged Accessクライアントをローカルデバイスにインストールします。「Okta Privileged Accessクライアントをインストールする」を参照してください。
手順を開始する
- Cygwinでローカルターミナルを起動します。デフォルトでは、ホームディレクトリ(~)が開きます。
- 次のコマンドを実行して.sshディレクトリを作成します:
mkdir .ssh - 次のコマンドを実行してSSH構成ファイルを編集します:
cat <<ADDTEXT >> .ssh/config
注: ADDTEXTは、構成ファイルへの入力を停止するタイミングを決定するために使われる区切り文字です。 - ターミナルに次のコマンドを入力します:
# Configures ProxyCommand for use with Okta Privileged Access Match exec "/cygdrive/c/Users/Admin/AppData/Local/Apps/ScaleFT/bin/sft.exe resolve -q %h" ProxyCommand "/cygdrive/c/Users/Admin/AppData/Local/Apps/ScaleFT/bin/sft.exe" proxycommand %h UserKnownHostsFile /cygdrive/c/Users/Admin/AppData/Local/ScaleFT/proxycommand_known_hosts ADDTEXT注:使用するデバイスでのインストールパスに合わせてファイルパスの修正が必要になる場合があります。
- 構成ファイルを保存します。
関連項目
Okta Privileged Accessで使用するクライアントを構成する