Map to List
Map to List関数は、オブジェクト内の各キーを反復処理し、出力としてリストを作成します。入力オブジェクト内のキーごとに、新規リスト内の項目は1つになります。
入力オブジェクト内の各キーに対して、key(キー)名と対応するvalue(値)を使ってヘルパーフローが実行されます。[Select Flow(フローの選択)]ダイアログでヘルパーフローを選択すると、渡すキーと値を[With the following values(次の値を使用)]セクションのドロップダウンフィールドで選択できるようになります。
ヘルパーフローの出力は、new list(新規リスト)出力フィールド用に指定する型と一致する必要があります。
入力フィールド
フィールド | 定義 | タイプ | 必須 |
---|---|---|---|
For each item in this list | |||
object | 処理するオブジェクト。 | オブジェクト | 正 |
Run this Flow | |||
Helper Flow(ヘルパーフロー) | キーと値の各ペアを処理するヘルパーフロー。 | フロー | TRUE |
With these options | |||
concurrency(同時並行処理) | 並列に処理するキーの数。 | 数値 | FALSE |
With the following values | |||
Inputs(入力) | ヘルパーフローにより定義される、動的に生成される入力。キーを受け取る入力と値を受け取る入力をドロップダウンを使って指定します。 | 各種 | TRUE |
出力フィールド
入力オブジェクト内のキーと値のペアごとに、出力リスト内の項目は1つになります。
フィールド | 定義 | 種類 |
---|---|---|
new list(新規リスト) | ヘルパーフローからのキーと値のペアによって形成される新規リスト。 | リスト |
例
キーと値の各ペアをpropertynameキーとpropertyvalueキーを持つオブジェクトに変換することで、1つのオブジェクトをオブジェクトのリストに変換するとします。さらに、propertynameの値にcustom:というテキストプレフィックスを追加します。
これは、key(キー)、 value(値)、および一定のprefix(プレフィックス)を受け取るヘルパーフローを使って実行できます。ヘルパーフローは、2つのキーを持ち、プレフィックスが追加されたオブジェクトを返します。
親フロー
ヘルパーフロー
入力オブジェクト
出力リスト
コピー
出力リスト
[
{
"propertyname": "custom:this",
"propertyvalue": "that"
},
{
"propertyname": "custom:left",
"propertyvalue": "right"
},
{
"propertyname": "custom:up",
"propertyvalue": "down"
}
]